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Ca2+/カルモジュリン依存性プロテインキナーゼⅡ。神経細胞に豊富に存在し、様々なタンパク質をリン酸化するプロテインキナーゼとして働く。メマンチンはATP感受性カリウムチャネルの阻害によって興奮性神経伝達を促進し、シナプス後部でのカルシウムイオン濃度を上昇させることでCaMKⅡを活性化し、認知と記憶を改善することが報告されている。これらのサブユニットが12量体を形成する。-CaMKⅡα-CaMKⅡβ-CaMKⅡδ-CaMKⅡγタグ:
血管の断面の円周方向に配列し、自律的に収縮・弛緩することによって血管径を制御する平滑筋。毛細血管には平滑筋がない。ノルアドレナリンが平滑筋のα受容体を刺激すると、カルシウムイオンチャネルが開き、細胞内のカルシウムイオン濃度が上昇して血管が収縮する。交感神経性血管収縮神経の末端から放出されたノルアドレナリンは、αアドレナリン受容体に作用し、細胞質カルシウム濃度を上昇させ、Ca2+感受性を亢進させて、血管平滑筋を収縮させる。副交感神経性血管拡張神経から放出されたアセチルコリンは内…
心筋の収縮に関わるアドレナリン受容体(β受容体)。心臓に存在するβ受容体の7080%を占める。カテコールアミンのβ1受容体への作用は、ドブタミン、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンの順に強い。心筋のアドレナリンβ受容体(主にβ1)が刺激されるとアデニレートシクラーゼが活性化され、細胞内のcAMP濃度が上昇します。cAMPはリン酸化酵素の活性化を介してCa2+チャネルからのCa2+流入を増大させるとともに筋小胞体の機能を増大させ、心筋収縮に寄与するCa2+の量を増大させ…
カルシウムイオンを小胞体へ取り込むカルシウムポンプ。筋小胞体の膜に存在する。-SERCA1-SERCA2a(心筋小胞体Ca2+-ATPase)
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