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糖によるエネルギー代謝と脂質によるエネルギー代謝のバランスを検知するセンサー分子。通常、CtBP2はNADHと結合して活性化し、肝臓では糖新生や脂質合成を抑えて糖尿病や脂肪肝にならないように働くが、肥満になると脂肪酸CoAが肝臓内で増加することで機能が抑制され、糖尿病や脂肪肝が引き起こされる。肥満の肝臓でCtBP2を活性化すると糖尿病や脂肪肝が改善されることが報告されている。タグ:
α酸化において、フィタノイルCoAがフィタノイルCoAヒドロキシラーゼによるヒドロキシ化を受けてできるCoA誘導体。プリスタナールの前駆体。タグ:
コエンザイムA(CoA)の3'位のリン酸基が水素原子に置換された化合物。3'-デホスホ-CoAとも。CoA合成におけるパントテン酸代謝の中間代謝産物。
脂質代謝に関わる、パントテン酸の代謝産物。4'-ホスホパンテテインとも。コエンザイムA(CoA)やアシルキャリアータンパク質(ACP)の補欠分子族の構成成分。食事中に含まれるCoAは小腸でデホスホ-CoAやホスホパンテテイン、パンテテインに加水分解され、最終的にパントテン酸へ分解される。
β酸化で分解できないフィタノイルCoAがペルオキシソームで受ける酸化経路。フィタン酸からプリスタナールを経てプリスタン酸に代謝される。括弧は触媒となる酵素を指す。+フィタン酸 + CoA → フィタノイルCoA(アシルCoAシンテターゼ)+フィタノイルCoA → 2-ヒドロキシフィタノイルCoA(フィタノイルCoAヒドロキシラーゼ)+2-ヒドロキシフィタノイルCoA → プリスタナール(2-ヒドロキシアシルCoAリアーゼ)+プリスタナール → プリスタン酸(ALDH3A2)
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