CtBP2(C-terminal-binding protein 2) †
糖によるエネルギー代謝と脂質によるエネルギー代謝のバランスを検知するセンサー分子。
通常、CtBP2はNADHと結合して活性化し、肝臓では糖新生や脂質合成を抑えて糖尿病や脂肪肝にならないように働くが、肥満になると脂肪酸CoAが肝臓内で増加することで機能が抑制され、糖尿病や脂肪肝が引き起こされる。*1
肥満の肝臓でCtBP2を活性化すると糖尿病や脂肪肝が改善されることが報告されている。
*1メタボリックシンドロームを制御する代謝産物センサー分子を発見: https://www.t.u-tokyo.ac.jp/foe/press/setnws_202111041313202493972687.html
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このページの最終更新日時: 2021-11-05 (金) 18:23:48