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グルコースのD体。
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グルコサミンのD体。ヒトの体内においてはD-グルコースから生合成され、結合組織や胃腸粘膜の糖タンパクの構成成分となる。また、グリコサミノグリカンを形成する二糖の繰り返し単位の前駆体である。
単糖類のひとつ。ナナカマドやパッションフルーツ、リンゴ酢などに含まれる。自然界には多くがL体として存在し、初めて自然からL体で単離された糖であった。D-グルコースを酢酸菌やグルコン酸菌で発酵させることにより得られる。D体はソルビトールから生成されビタミンC合成における原料となる。ヒトがL-ソルボースを経口摂取しても腸内細菌によって発酵されず、腸内細菌叢にほとんど変化がないことが報告されている。
ヘキソースに分類される単糖類のひとつ。グルコースは葡萄から初めて取り出されたことからブドウ糖とも呼ばれる。異性体にフルクトースがある。分子式は C6H12O6天然にはD体(D-グルコース)として存在する。グルコースとだけ書いた場合はD-グルコースのことを指す場合が多い。構造によってα-D-グルコースとβ-D-グルコースの2種類に分けられる(立体異性体)。食品に含まれるマルトースやスクロースなどの二糖類やデンプンは消化液に含まれる酵素によって分解されグルコースを生じる。大部分は…
ラクトースのアルドン酸。乳糖の還元末端のD-グルコースのC1位のアルデヒド基がカルボキシル基に置換された構造を有する。4-O-β-D-ガラクトピラノシルグルコン酸とも。化学的に安定で酸加水分解やβ-ガラクトシダーゼによる分解を受け難い。カルシウムなどと極めて水溶性の高い塩を形成する。抗生物質の可溶化剤や移植用臓器の保存液成分、化粧品の保湿成分、ミネラル吸収促進剤などに利用され、プレバイオティクスとしての可能性も報告されている。カスピ海ヨーグルト中のラクトビオン酸は主に酢酸菌に…
クズの根(カッコン)に2%以上含まれるフラボノイド。イソフラボンのC-配糖体。一部の腸内細菌によってアグリコンのダイゼインと糖のD-グルコースに分解される。
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