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上皮成長因子を参照。
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LDLの細胞内への取り込みに関わる受容体。細胞表層タンパク質のひとつ。LDL受容体の立体構造形成に問題が生じると、高コレステロール血症や脳梗塞、心筋梗塞などの疾患の原因となる。ジスルフィド結合は、7個のRドメインと3個のEGFドメインの各々に3本ずつ存在する。LDLRは、血中に含まれるLDLコレステロールを、エンドサイトーシスを通じて細胞内に取り込む受容体タンパク質です。エンドサイトーシスの後LDLと解離したLDLRは、再び細胞表面へ運ばれて再利用されます。タグ:
PDK1に結合するタンパク質。EGFシグナル選択的にPI3K/PDK1/Akt経路で足場タンパク質として働き、細胞の生存・増殖を促すことが報告されている。
ロイシンリッチリピートキナーゼ(LRRK)のひとつ。EGFRのエンドソーム間の小胞輸送やESCRTとEGFRの相互作用に関わる。LRRK1はEGFRの早期エンドソームから後期エンドソームへの輸送を調節しており、またEGFを含む早期エンドソームの移動をキナーゼ活性依存的に調節する。さらに、LRRK1はESCRT(endosomal sorting complex required for transport)–O複合体とEGFRとの相互作用を促進する足場ともなっていて、これによ…
スフィンゴシン-1-リン酸、STAT3などの作用によって分化したマクロファージ。抗炎症作用や抗動脈硬化作用を持つとされる。アレルギー物質によって誘導される誘導型M2マクロファージと末梢組織に元々存在している組織常在型M2マクロファージがあり、後者の細胞の分化はTRIB1が司る。M2マクロファージではCD163やCD204の発現が増強する。M1マクロファージに比べてIL-10、TGF-β、プロスタグランジンE2などの産生や制御性T細胞の浸潤の促進による抗腫瘍免疫の抑制、新生血管…
上皮成長因子(EGF)の受容体。上皮成長因子受容体や上皮増殖因子受容体、HER1とも。受容体型チロシンキナーゼ。細胞膜上に存在し、外部からのシグナルを受け取ると活性化(リン酸化)し、増殖シグナルを細胞内に伝達する。その後、活性化したEGFRは細胞内に取り込まれ、初期エンドソーム(早期エンドソーム)、後期エンドソームを経てリソソームへ運ばれて分解される。この処理が正常に行われないと、がんを引き起こすとされる。EGFRはがん細胞の表面に多く存在しており、EGFRを構成するチロシン…
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