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ES細胞(embryonic stem cell)

多能性幹細胞のひとつ。受精卵細胞分裂卵割)を始めてできる内部細胞塊受精後6、7日目の胚盤胞)を用いて作られるため、胚性幹細胞とも呼ばれる。*1

あらゆる細胞分化させることができるが、他者の受精卵から作られた細胞拒絶反応が起こるという免疫的問題と、受精卵を使用するという倫理的問題がある。ES細胞を使用した実験を禁じている国もある。*2

動物実験に使用するノックアウトマウスを生み出すために利用される。*3

*1増殖能の盛んな赤血球前駆細胞による赤血球を大量生産するための方法確立|ニュース|ニュース・イベント|CiRA(サイラ) | 京都大学 iPS細胞研究所: http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/news/131206-093500.html
*2iPS細胞の基本 : iPS細胞とは? | iPS Trend: http://www.jst.go.jp/ips-trend/about/ips/index.html
*3ES細胞(胚性幹細胞) | 生物分子科学科 | 東邦大学: http://www.toho-u.ac.jp/sci/biomol/glossary/bio/embryonic_stem_cell.html

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:04:11