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抗原結合部位を参照。
関連する用語
IgGの2つのFab領域と1つのFc領域を相互に接続するペプチド鎖。重鎖のCH1ドメインとCH2ドメインの間に存在する可動性の高いペプチド領域。生体内において、このヒンジ領域を動かすことで抗原と結合するが、このことをヒンジベンディングと呼ぶ。IgGのFc領域の一部を構成する。
熟していない青いパパイアに含まれるプロテアーゼ。熟したパパイアにはほとんど含まれていない。抗体をパパインによって処理する3つの断片(2個のFab領域と1個のFc領域)に分解される。
抗体が持っている、抗原のエピトープに結合する部位。Fab領域とも呼ばれる。エピトープと強く結合するほど「親和性が高い」と表現される。IgGにおいては、H鎖とL鎖が持つV領域を指し、1分子のIgGに2箇所存在する。抗原結合部位の型はイディオタイプと呼ばれる。同じ免疫グロブリンサブクラスに属する抗体分子であっても、抗原特異性が異なればそれぞれの抗体の抗原結合部位の「形」は異なるはずである。それぞれの抗体分子に特有の抗原結合部位の型をイディオタイプ(idiotype)という。Fab…
B細胞や形質細胞が生産する糖タンパク質。抗体とも呼ばれる。γ-グロブリン分画に含まれる。Y字型のタンパク質で、Yの形の先端部分に病原体の抗原が結合する。抗原と1体1で結合して、それを無毒化する。出典: 技術評論社 桂義元 免疫はがんに何をしているのか? 見えてきた免疫のメカニズム 2016/12/25どのクラスも、中央の2本の長いH鎖(重鎖)と、Y字の腕部分にある短いL鎖(軽鎖)が2本ずつの基本構造を持つ。抗原と結合する部分(Fab領域)は1つのVHと1つのVLで形成される。…
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