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リン脂質のひとつ。グリコシルホスファチジルイノシトール。
GPIアンカーを構成する。
関連する用語
抗リン脂質抗体症候群を引き起こす新しい自己抗体。抗β2GPI/HLA-DR抗体とも。血栓症や流産の原因となる。不育症女性の約25%でネオセルフ抗体が陽性とされる。タグ:
免疫細胞と男性(雄)の生殖組織に発現するGPI結合型糖タンパク質(GPIアンカー型タンパク質)。不妊の原因となる抗原となる場合がある。白血病において、これを標的とするモノクローナル抗体が治療薬として使用される。アレムツズマブなど。
GPIアンカーと結合した(GPIアンカーによる化学修飾を受けた)タンパク質のこと。GPIアンカーを持つタンパク質は細胞膜上の移動に有利であり、タンパク質の再結合も可能にしている。GPIによる修飾を受けたタンパク質はGPIアンカー型タンパク質と呼ばれ,一部の古細菌および,原虫のような原生生物,真菌,植物,動物に至る真核生物に広く存在している.
生体膜を構成する主成分。親水基の頭と疎水基の2つの尾(これを足と呼ぶ)を持つ。疎水基の尾を付き合わせて並ぶことで脂質二重膜を構成する。疎水基は飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸が1つずつ含まれ、その脂肪酸の種類によって膜の厚さや形状、性質が決まる。この脂肪酸の分子中に1個の不飽和部があると、二重結合の部分で足が折れ曲がるような形を取る。-グリセロリン脂質-スフィンゴリン脂質-イノシトールリン脂質水にほとんど溶けないリン脂質(脂肪酸が長鎖であるもの)は、水中で数百数千個の分子が集まってベ…
卵子表面に存在する精子と卵子の融合因子として働くタンパク質。GPI(グリコシルフォスファチジルイノシトール)アンカー型のタンパク質。結婚と出産を司る女神JUNOから命名された。球状の構造を持つ。
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