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グアノシン三リン酸のこと。
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翻訳開始因子。α、β、γの3つのサブユニットからなる三量体Gタンパク質。グアニンヌクレオチド交換因子(GEF)であるeIF2BによりGDP結合型からGTP結合型へと変換されることで開始メチオニンtRNAおよびリボソーム40Sサブユニットと複合体を形成し翻訳の起点になる。
一酸化窒素合成酵素や芳香族アミノ酸水酸化酵素に共通して必要な補酵素。ビオプテリンに4つの水素原子が結合した還元体。動物細胞内でGTPから三つの酵素により生合成され、細胞内における濃度は一定に保たれている。タグ:
新たなヌクレオチドを合成する経路。デノボ経路(de novo経路)とも。プリンヌクレオチドの場合、ペントースリン酸経路で合成されたリボース-5-リン酸から5-ホスホリボシルピロリン酸が生成され、それにアミノ酸であるアスパラギン酸、グルタミン、グリシンを利用してプリン骨格を持つイノシン一リン酸が合成され、最終的にATPとGTPが合成される。ピリミジンヌクレオチドの場合、アスパラギン酸やグルタミン酸を元にCTPとdTTPが合成される。
イノシン酸のカルボニル基をリン酸化によって活性化し、アスパラギン酸との芳香族求核置換反応を触媒することでアデニル酸を生成する合成酵素。GTPが必須。
ホスホリパーゼCのサブタイプのひとつ。様々な組織に発現するが、心臓で最も多く発現し、その発生や機能の調節において重要。RA2ドメインを有し、これがGTP結合型のRapやRasと結合することで活性化する。表皮角化細胞においてNF-κBシグナルを活性化するため炎症誘導作用の一因であることが示唆されている。また、神経組織の炎症にも関与することが報告されている。
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