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ペプチド（タンパク質）が持つ2つの末端のうち、アミノ基（-NH2）が存在する側のこと。アミノ末端とも呼ばれる。反対側のカルボキシル基が存在する側はC末端（カルボキシル末端）と呼ばれる。タグ:

免疫グロブリンの遺伝子再構成に成功したH鎖遺伝子から発現するμH鎖タンパク質とVpreB、λ5の3つタンパク質からなる複合体。

B細胞遺伝子におこる遺伝子再構成。RAGが組み換え酵素として働く。H鎖遺伝子領域にある多数のV、D、Jの遺伝子断片から、それぞれ1つずつがランダムに選ばれてVDJというひとつのエクソンが形成される。

免疫グロブリンのY字の腕の部分に左右一つずつ存在する部位。H鎖と共に抗原結合部位を形成する。110個のアミノ酸残基のまとまり2つから構成されるポリペプチド鎖。N末端寄りの部位にはV領域（L鎖のV領域なので VL と表記される）がある。C末端側にはC領域（CL）が存在する。L鎖は2つの遺伝子群（Vκ、Jκ）の組み合わせによって様々な抗原に対応するための多様性を持つ。Vκ遺伝子群は200〜300個、Jκ遺伝子群は5個の遺伝子が存在する。

タンパク質を構成している、元のアミノ酸の1単位にあたる部分のこと。タンパク質を、末端のアミノ基が存在する側（N末端）を左側に、逆の末端のカルボキシル基の存在する側（C末端）を右側にして書くと、N末端から数えて1番目のアミノ残基、2番目のアミノ残基... と数える。

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