健康用語WEB事典

H-FABP(heart type fatty acid binding protein)

脂肪酸結合タンパク質のひとつ。心臓由来脂肪酸結合タンパク質とも。

心筋細胞質成分に豊富に存在し、心筋細胞内で遊離脂肪酸細胞内輸送に関与し、心筋細胞へのエネルギー供給に重要な働きを担っている。胸痛発症後2時間以内の超急性期から鋭敏に反応する心筋傷害のバイオマーカー*1

胎生期において発現は認められないが、成熟期の神経細胞発現し、神経細胞での脂肪酸の取込みや輸送に関与している。大脳皮質から線条体へのグルタミン酸作動性神経神経終末と、線条体アセチルコリン作動性神経細胞体に強く発現する。*2

*1心臓由来脂肪酸結合蛋白(H-FABP)の臨床的有用性 伊比文雄: http://plaza.umin.ac.jp/~j-jabs/37/37.123.pdf
*2臓型脂肪酸結合タンパク質による中枢ドパミン神経活動の調節 山本由似 塩田倫史 大和田祐二 福永浩司: https://www.jstage.jst.go.jp/article/yakushi/131/4/131_4_497/_pdf

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このページの最終更新日時: 2019-10-08 (火) 16:28:48