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肝細胞膜に多量に存在し、門脈血中から肝細胞への胆汁酸循環を担うトランスポーター。また、B型肝炎ウイルス(HBV)の感染に関わる膜タンパク質。ナトリウムタウロコール酸共輸送体とも。ウイルスエンベロープタンパク質LHBsが肝細胞表面に結合する際にNTCPと結合した後、NTCPは上皮成長因子受容体などとの相互作用をしながらエンドサイトーシスが誘導され、ウイルスが細胞内へ侵入する。タグ:
B型肝炎ウイルスに対する抗ウイルス剤。商品名はバラクルード。細胞内でリン酸化されエンテカビル三リン酸となり、内在性のデオキシグアノシン三リン酸と競合することにより、HBVポリメラーゼを選択的に阻害し、B型肝炎ウイルスの増殖抑制する。
B型肝炎ウイルス(HBV)の増殖抑制剤。細胞内で活性代謝物であるテノホビル二リン酸となり、HBVの逆転写酵素によりウイルスDNA鎖へと取り込まれその複製を阻害する。商品名はベムリディ。
B型肝炎ウイルスの増殖抑制剤。ジエステルの加水分解によりテノホビルに代謝され、さらに細胞内でテノホビル二リン酸に代謝されることでHBVのDNA複製を阻害する。商品名はテノゼット。
HIVやB型肝炎ウイルスに対する抗ウイルス薬。細胞内でリン酸化され、HIV感染細胞内でHIVやHBVの逆転写酵素によってウイルスDNA鎖に取り込まれ、DNA鎖の伸長を停止することによりHIVの複製を阻害する。商品名はエプジコムやゼフィックス、エピビル、コンビビル。
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