健康用語WEB事典

HLAクラスⅠ分子(human leukocyte antigen class I)

HLA(ヒトのMHC)のクラスのひとつ。ほとんどすべての細胞の表面に見られる。

細胞病原体感染された場合、その細胞はクラスⅠ分子によって病原体ペプチドを挟み込み細胞の表面に提示する。*1

細胞のHLAクラスⅠ分子が非自己のペプチドを挟み込んでいる場合、キラーT細胞によってその細胞ごと破壊される。これによって感染の拡大を防ぐ。*2

HLAクラスⅠ分子は、さらに以下の座に分類される。*3

  • HLA-A?
  • HLA-B?
  • HLA-C?

血小板の輸血を無事に行うには、HLAクラスⅠ分子のうちAとBを調べ、これらが一致した血液を輸血するようにする。

これらクラスⅠ分子は、α鎖(H鎖)と呼ばれるペプチドβ2-マイクログロブリンが結合した構造を持つ。α鎖にはα1〜α3の3つのドメインが存在する。

*1技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25)
*2特定非営利活動法人 白血病研究基金を育てる会 小川公明 HLA の基礎知識 1: https://www.jstage.jst.go.jp/article/mhc/23/2/23_115/_pdf
*3技術評論社 奈良信雄 知りたいサイエンス とっても気になる血液の科学(2010/1/5)

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このページの最終更新日時: 2018-08-19 (日) 16:57:39