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アセチルCoAを出発物質としてメバロン酸やコレステロール、ステロイドなどの合成に関与する代謝経路。酢酸とコエンザイムAを出発物質として3-ヒドロキシ-3-メチルグルタリルCoA(HMG-CoA)からメバロン酸を経る。律速酵素はHMG-CoA還元酵素であり、HMG-CoAが還元されてメバロン酸を生じる反応が律速段階。例えば、コレステロールは以下ように合成される。出典: (株)化学同人 京都大学大学院薬学研究科 くすりをつくる研究者の仕事 薬のネタ探しから私たちに届くまで 201…
ヒドロキシメチルグルタリルCoA(HMG-CoA)からメバロン酸を生成する反応を触媒するレダクターゼ。スタチンによって阻害される。この酵素はコレステロールの生合成における律速酵素であるため、これを阻害することよってコレステロールが減少する。
コエンザイムA(CoA)の誘導体。活性酢酸とも呼ばれる。クエン酸回路においてピルビン酸から生成される。エネルギーが過剰になる場合はアセチルCoAからマロニルCoAを経て脂肪酸が生成され中性脂肪となる。アセチル-CoA は,タンパク質のN末端や内部(とくにリジンのε-アミノ基)をアセチル化し,タンパク質の構造や機能を修飾している.このようにアセチル化されたタンパク質は,ヒストンやα-チューブリンなどのタンパク質の構造,および安定性に影響を及ぼしている.アセトアセチルCoAと縮合…
コエンザイムAの誘導体のひとつ。アセチルCoAと縮合してヒドロキシメチルグルタリルCoA(HMG-CoA)となる。
アセチルCoAとアセトアセチルCoAからヒドロキシメチルグルタリルCoA(HMG-CoA)の合成を触媒するシンターゼ。この酵素の欠損によってケトン体を産生することができず低血糖となる。
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