健康用語WEB事典

IFALD(intestinal failure-associated liver disease)

腸管不全の致死的な合併症。疾患や手術などによる腸管の機能不全によって起きる肝障害のうち、他に原因のないものを指す。肝硬変肝不全に至る。腸管不全合併肝障害とも。静脈栄養合併肝障害?PNALD?)や静脈栄養合併胆汁鬱滞?PNAC?)とも呼ばれた。*1*2

新生児(特に早産児)・乳児期障害は細胆管での胆汁輸送機構の未熟性や腸管の不使用に伴う粘膜絨毛萎縮、バリア機能の低下、腸内細菌叢の異常と敗血症が主たる原因の胆汁滞が多いとされる。進行すると門脈域の線維化を伴う。

治療の本は静脈栄養管理や経栄養。長官延長術やn-3系脂肪酸の投与などの効果も報告されている。*3

*1内科【日本赤十字社】姫路赤十字病院 腸管の機能不全による肝障害: http://himeji.jrc.or.jp/category/diagnosis/naika/pdf/2016/20161110.pdf
*2IFALD(腸管不全合併肝障害)の病因と治療: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspen/27/5/27_1217/_pdf
*3日本小児外科学会雑誌 腸管不全合併肝障害(intestinal failure-associated liver disease;IFALD)に対する包括的治療戦略: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsps/46/7/46_KJ00006772972/_article/-char/ja/

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このページの最終更新日時: 2020-09-22 (火) 07:16:34