健康用語WEB事典

IRF-7(interferon regulatory factor 7)

形質細胞様樹状細胞によるⅠ型インターフェロンの産生を誘導する転写因子。特にIFN-α遺伝子発現を制御している。形質細胞様樹状細胞以外には、未刺激状態ではほとんど発現していない。IFN-αIFN-βの両方の転写がIRF-7に依存的であることが示されている。*1

ATF-2?/c-JunNF-κBIRF-3の複合体によって誘導されたIFN-βによってIRF-7が誘導される。

リソソームにおいてRNAウイルスssRNADNAウイルスssDNAをそれぞれ認識したTLR7TLR9によって活性化される。*2

*1自然免疫におけるウイルス感染認識機構 植松智 審良静男 大阪大学微生物病研究所自然免疫学: http://jsv.umin.jp/journal/v56-1pdf/virus56-1_001-008.pdf
*2Akira Lab. : 大阪大学 微生物病研究所 / 免疫学フロンティア研究センター 自然免疫学分野: http://hostdefense.ifrec.osaka-u.ac.jp/ja/topics/2011/03/20110325immunity.html

ご意見・ご要望をお聞かせください。


IRF-7に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2019-11-26 (火) 12:49:49