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IRF-7を参照。
関連する用語
TNF受容体のスーパーファミリー(CD40やRANK)の細胞内ドメインに結合するタンパク質。TNFシグナリングにおいて負の制御をしていることが報告されている。TNF-αによるNF-κBの活性化を増強する。ST2Lを介するシグナル伝達に重要とされる。IRF7の活性化にはTRAF6のユビキチンリガーゼ活性が必要。
IRAKのひとつ。712個のアミノ酸から成る。病原体刺激に対してが早期に活性化し、炎症性サイトカインなどの遺伝子発現を制御する。MyD88やIRAK4の下流に位置し、IRF7のリン酸化に必須の酵素として働く。TRAF6との結合やその分解誘導、NF-κBの活性化などを起こすドメインを持つ。
樹状細胞のひとつ。プラズマサイトイド樹状細胞とも。ヒトの末梢血の単核細胞をウイルスで刺激することで大量のⅠ型IFNを誘導する特殊な細胞集団として発見され、当初はIPCと呼ばれた。ヒトにおいてはToll様受容体(TLR7、TLR8、TLR9)をエンドソーム膜に高発現し、これを介してMyD88依存的に大量のⅠ型インターフェロン(特にIFN-α)を産生する特性を持ち、ウイルスの感染に対する防御に関わる。形質細胞様樹状細胞は通常の樹状細胞(古典的樹状細胞)よりもⅠ型インターフェロンの…
形質細胞様樹状細胞によるⅠ型インターフェロンの産生を誘導する転写因子。特にIFN-αの遺伝子発現を制御している。形質細胞様樹状細胞以外には、未刺激状態ではほとんど発現していない。IFN-αとIFN-βの両方の転写がIRF-7に依存的であることが示されている。ATF-2/c-Jun、NF-κB、IRF-3の複合体によって誘導されたIFN-βによってIRF-7が誘導される。リソソームにおいてRNAウイルスのssRNAとDNAウイルスのssDNAをそれぞれ認識したTLR7とTLR9…
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