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フェニルアラニンのL体。
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必須アミノ酸のひとつ。ベンゼン環を持つアミノ酸(芳香族アミノ酸)。チロシンの前駆体。フェニルアラニンヒドロキシラーゼの触媒によってベンゼン環にヒドロキシ基が付加されチロシンとなる。さらにベンゼン環の3位と4位にヒドロキシ基が付加するとL-ドーパとなる。過剰摂取はアミノ酸の輸送を阻害し、ドーパミンやセロトニンの生成を阻害する。L-フェニルアラニンの生合成の最終段階は、フェニルピルビン酸とL-グルタミン酸(あるいはL-アスパラギン酸)との間のアミノ基転移反応によって行われる。
フェニルアラニンの代謝産物および生体内でのL-フェニルアラニン生合成の中間代謝産物。
ベンゼン(C6)に炭素2個からなる側鎖(C2)が結合したC6-C2化合物の総称。L-フェニルアラニンまたはL-チロシンからフェニルプロピル単位(C6-C3)を経由して生合成される。フェニルエタノイドは配糖体として天然に広く分布している。アクテオシドやエキナコシドなど。抗酸化や抗炎症、肝保護などの作用が報告されている。
エナンチオマーのうち、光学的に左旋性である一方を指す。
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