最近更新された用語
関連する用語
自然免疫に関わる白血球。無脊椎動物にも存在し、ヒトを含めた動物における全ての血球の原型となったことが確認されている。マクロは「大きい」、ファージは「食べる細胞」という意味であるため大食細胞とも呼ばれる。発見および命名はロシアのイリヤ・イリイチ・メチニコフ(Ilya Ilyich Mechnikov)による。抗原の侵入位置に移動してきた単球が分化することで生まれる。生体内に侵入した細菌やウイルス、死んだ細胞を取り込む(貪食する)食細胞として働く。マクロファージ内には消化酵素が含…
Meg-CSFとともに加えると、巨核球のサイズや核DNA量を増加させ、成熟を促進させる作用を発揮する増殖因子。巨核球増殖因子とも。エリスロポエチンやM-CSFにはMeg-POTとしての作用がある。
悪玉破骨細胞の前駆細胞となる特殊なマクロファージ。関節炎を発症した関節組織に存在する。骨髄由来の細胞が血流を介して関節に流入し、M-CSFに反応して発生する。このうちの約10%が関節局所で悪玉破骨細胞へと分化していくことが報告されている。FOXM1によって部分的に制御されており、これを阻害することで破骨細胞への分化を抑制できることが確認されている。
多能性幹細胞の分化に関わる、神経・腎臓由来の生理活性物質。分化する細胞の種類によって異なるコロニー刺激因子が働く。-顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)-顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)-マクロファージコロニー刺激因子(M-CSF)-赤血球コロニー刺激因子(エリスロポエチン)-巨核球コロニー刺激因子(Meg-CSF)
真皮に存在する樹状細胞。血液凝固第ⅩⅢa因子が発現する。M-CSFを発現する。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。