MHCクラスⅡ分子(major histocompatibility complex class II)

MHCのひとつ。通常の体細胞には存在せず、ヘルパーT細胞抗原提示を行う抗原提示細胞プロフェッショナル抗原提示細胞)のみが発現している。

主としてエンドサイトーシスによって取り込まれた外来性タンパク質由来のペプチド断片をヘルパーT細胞に提示する。ヘルパーT細胞は、MHCクラスⅡ分子に挟み込まれたエピトープを認識する。*1

クラスⅡは抗原をヘルパー系T細胞に見せるための分子なので、樹状細胞マクロファージB細胞などヘルパーT細胞と相互作用をおこなう細胞発現しており、ほかの細胞発現しない。なお、B細胞抗原提示できる相手は、あらかじめ活性化されたT細胞に限られる。*2

これによって細胞外から取り込んだ抗原を提示する。細胞内のタンパク質の提示はMHCクラスⅠ分子が担当する。

ヒトのMHC(HLAHLAクラスⅡ分子)の場合、以下の種類がある。

*1特集:生体防御メカニズムの分子基盤 非古典的MHCクラスI分子の構造と機能 梶川瑞穂 笠原正典: http://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2013/11/81-03-07.pdf
*2技術評論社 桂義元 免疫はがんに何をしているのか? 見えてきた免疫のメカニズム 2016/12/25

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このページの最終更新日時: 2019-04-06 (土) 10:05:41