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シアリダーゼ(ノイラミニダーゼ)のひとつ。
リソソームで他のグリコシダーゼと強力して糖鎖の異化を行う。
関連する用語
グルコースなどの糖が枝分かれしながら鎖状に繋がった分子。多くはタンパク質や脂質などに結合した状態で存在する。糖鎖を持つタンパク質を糖タンパク質と呼ぶ。動物では体内の半数以上のタンパク質に糖鎖が結合している。同じタンパク質でも健康なときと病気のときとで糖鎖の形が変化することが知られている。小胞体膜に存在するドリコール脂質上に作られる。糖鎖の構築にはグルコースが必要であることが報告されている。糖鎖は、細胞小器官の1つである小胞体膜に存在するドリコール脂質上に構築され、複数の段階を…
動物細胞に特有の細胞小器官のひとつ。ライソゾームとも呼ばれる。内部に様々な加水分解酵素(プロテアーゼなど)を持ち、白血球の場合は貪食した病原体などをここで分解する。細胞が取り込んだ物質や古くなった細胞膜、細胞小器官を自食作用によって分解する。リソソーム中の酵素やその活性化因子などの遺伝子の欠損が原因となる疾患をリソソーム病と呼ぶ。例えば、リソソームのスルファターゼの欠損は異染性白質ジストロフィーの原因となる。
代謝の働きのひとつ。異化代謝とも呼ばれる。生物が食べ物などの取り込んだ物質を分解して、小さな化合物に変えると同時にエネルギーを取り出すこと。ポリマーからモノマーを生成すること。異化は、食事から摂取した栄養素を消化管から細胞へと運搬する過程で低分子化していき、エネルギー(ATP)に変える働きを言います。例えばグルコースを二酸化炭素と水に分解してエネルギーを得ることなどである。
糖鎖の非還元末端からシアル酸を分離させるエキソ型の酵素。Neu5Ac2enによって酵素活性が弱く阻害される。ノイラミニダーゼとも呼ばれる。インフルエンザウイルスの増殖に関わる。シアリダーゼの欠損はシアリドーシスを引き起こす。哺乳類などの細胞内に含まれ、ヒトでは以下の4種類が確認されている。略称主な局在場所基質至適pH機能NEU1リソソームオリゴ糖、糖ペプチド、4MU-NeuAc4.6リソソーム異化分解、免疫機能、エラスチン線維集合NEU2細胞質オリゴ糖、糖ペプチド、ガングリオ…
グリコシド結合を加水分解する反応を触媒する酵素。糖質分解酵素や糖質加水分解酵素とも呼ばれる。エンド型とエキソ型が存在する。-エンドグリコシダーゼ-エキソグリコシダーゼ
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