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NMDA受容体を参照。
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フェンシクリジンの誘導体。麻酔のひとつ。塩酸との塩(ケタミン塩酸塩)はケタラールという商品名で知られる。NMDA型グルタミン酸受容体の阻害薬。NMDA拮抗薬のうち、ケタミンのみが全身麻酔作用を持つ。低用量で難治性うつ病患者に即効性かつ持続性の抗うつ効果があることが確認されている。これは、代謝産物であるS-HNKが視床室傍核に作用することによると考えられている。フィゾスチグミンがケタミンの麻酔作用に拮抗する。このことはケタミンのアセチルコリン拮抗作用が全身麻酔に関係が深いことを…
グルタミン酸受容体のひとつ。グルタミン酸やグリシンをリガンドとする。NMDA型グルタミン酸受容体やN-メチル-D-アスパラギン酸受容体などとも。構造的にはナトリウムイオンやカリウムイオン、カルシウムイオンを透過するイオンチャネルを内蔵したイオンチャネル内蔵型受容体。シナプス可塑性の変化に重要であり、海馬の神経細胞における記憶の形成に関わる。NMDA受容体には、伝達物質となるグルタミン酸の結合部位の他にグリシン、ポリアミン、フェンサイクリジンが結合する部位があり、グルタミン酸に…
ニューロリギンやNMDA型グルタミン酸受容体、β-カテニンなどを裏打ちするタンパク質。ヒトでは7番染色体に遺伝子が存在し、異なる開始コドンからスタートする3つのアイソフォーム(α、β、γ)がある。
リガンドの結合によって内蔵されたイオンチャネルが開口する受容体。-ニコチン受容体(ニコチン性アセチルコリン受容体)-グリシン受容体-GABA受容体-NMDA受容体(NMDA型グルタミン酸受容体)
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