OTX2(orthodenticle homeobox 2) †
ホメオタンパク質のひとつ。初期発生において脳の形成に関わり、欠損すると脳全体が失われる。ドーパミン作動性細胞の発達や維持に関与し、扁桃体基底外側核の前側核?における機能分子の発現に影響する。*1
前脳、中脳、松果体、神経網膜、網膜色素上皮などの組織における発現が報告されている。網膜幹細胞?から視細胞への分化に重要。CRX?の上流遺伝子。*2
パルブアルブミンを含む抑制性ニューロンの成熟に関わり、その神経細胞においてアグリカンの量を増加させる作用を持つとされる。*3
*1KAKEN — 研究課題をさがす | 情動発達におけるOtx2ホメオタンパク質の機能解析 (KAKENHI-PROJECT-15J04599): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-15J04599/
*2「Otx2 ホメオボックス遺伝子が網膜視細胞の運命決定と松果体の発生を制御する」 古川貴久(大阪バイオサイエンス研究所・発生生物学部門): http://www.md.tsukuba.ac.jp/basic-med/molneurobiol/brain/kenkyu15n/kenkyu05.html
*3新潟大学 《コンドロイチンが大脳の柔軟性を制御する》 脳内コンドロイチンによる神経回路の成長促進: https://www.niigata-u.ac.jp/wp-content/uploads/2017/10/291003.pdf
*2「Otx2 ホメオボックス遺伝子が網膜視細胞の運命決定と松果体の発生を制御する」 古川貴久(大阪バイオサイエンス研究所・発生生物学部門): http://www.md.tsukuba.ac.jp/basic-med/molneurobiol/brain/kenkyu15n/kenkyu05.html
*3新潟大学 《コンドロイチンが大脳の柔軟性を制御する》 脳内コンドロイチンによる神経回路の成長促進: https://www.niigata-u.ac.jp/wp-content/uploads/2017/10/291003.pdf
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このページの最終更新日時: 2020-10-07 (水) 18:25:24