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組織幹細胞とは対照的に、あらゆる細胞に分化することができる幹細胞。万能細胞とも呼ばれる。-ES細胞（胚性幹細胞）--ntES細胞-iPS細胞ヒト型とマウス型に分類される。iPS細胞やES細胞などの多能性幹細胞には、キメラとして個体に寄与することが可能で生殖細胞などにも分化できる質の高い「マウス型」と、多くの組織に分化可能ではあるものの、その分化能力に制限がある「ヒト型」という二つのタイプに分けられることが知られています。

遺伝子のプロモーターやエンハンサーに結合し、その遺伝子の発現や転写の促進、抑制に関わるタンパク質のこと。転写制御因子のひとつ。細胞質でリボソームによって合成され、インポーチン（インポーチンαおよびインポーチンβ）によって機能する場である細胞核へ移動する。ヒトの卵細胞にはタンパク質をコードする遺伝子が約30,000種含まれている。そのうち約3,000種は転写因子

山中伸弥らの研究グループが特定した、iPS細胞生成のために体細胞を初期化できる以下の4つの初期化因子。もともとはES細胞で働いていることが確認された遺伝子。-Oct3/4（Oct4）-Sox2-Klf4-c-Myc

様々な種類の細胞に分化できる性質（分化能）のこと。分化多能性とも呼ばれる。

体細胞に導入することで、そのリプログラミングを促しiPS細胞に変化させるための遺伝子。初めにiPS細胞の作成者である山中伸弥教授らが報告した初期化因子はOct3/4（Oct3、Oct4）、Sox2、Klf4、c-Mycの4つの遺伝子（転写因子）で、これらは山中因子と呼ばれる。この他にも初期化因子となり得る遺伝子の存在が報告されている。我々はH1fooを、癌遺伝子であるc-Mycを除くOct4、Sox2、Klf4の3つと共にマウスの分化細胞に発現させiPS細胞を作製しました。そ…

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