最近更新された用語
赤痢菌が産生する、カスパーゼ4を特異的に結合してその活性ポケットを塞いで活性を阻害する病原因子。*1
タグ: 赤痢菌 カスパーゼ
関連する用語
カスパーゼのひとつ。腸管の上皮細胞はサルモネラ菌や腸管病原性大腸菌などの細菌感染に応答してカスパーゼ4依存的な細胞死を起こして病原体を排除する仕組みを持つ。赤痢菌はカスパーゼ4に特異的な阻害因子(OspC3)を分泌してこれに抵抗する。カスパーゼ4の活性化による炎症性細胞死はパイロトーシスと呼ばれる。タグ:
腸管に感染することで細菌性赤痢の原因となる細菌。1897年に伝染病研究所(現東京大学医科学研究所)の志賀潔が発見した。カスパーゼ4を特異的に阻害するOspC3を産生する。
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。