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プロスタグランジンE2を参照。
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自然免疫に関わる白血球。無脊椎動物にも存在し、ヒトを含めた動物における全ての血球の原型となったことが確認されている。マクロは「大きい」、ファージは「食べる細胞」という意味であるため大食細胞とも呼ばれる。発見および命名はロシアのイリヤ・イリイチ・メチニコフ(Ilya Ilyich Mechnikov)による。抗原の侵入位置に移動してきた単球が分化することで生まれる。生体内に侵入した細菌やウイルス、死んだ細胞を取り込む(貪食する)食細胞として働く。マクロファージ内には消化酵素が含…
PEG2受容体のひとつ。PGE2の結合によって骨形成が促進され、腸管バリアが亢進することが報告されている。EP4受容体拮抗薬は抗がん剤として臨床治験が行われており、がんによる免疫抑制を解除すると期待される。タグ:
プロスタグランジンのひとつ。プロスタグランジンH2からPGESの作用によって生成される。炎症を引き起こし、痛みや発熱を増強する。視床下部の体温調節中枢に作用して体温を上昇させる作用を持つ。マクロファージから分泌される。この分泌にはOATP2A1が重要。がんにおいてPGE2の産生が亢進すると、免疫やアポトーシスの抑制、血管新生などが起こり、がん細胞の増殖および進展に有利な状況をもたらすとされる。プロスタグランジンD2とは逆に、覚醒を促す作用を持つ。-ジノプロストン
PGE2をリガンドとするプロスタノイド受容体。以下の4つのサブタイプが存在する。-EP1受容体-EP2受容体-EP3受容体-EP4受容体
センノシド類が腸内細菌による代謝を受けることで生じる、刺激性下剤としての作用を持つ有機化合物。大腸において酸化物のレインとなる。大腸の蠕動を促進する。大黄甘草湯の下剤作用はセンノシドAを中心としたセンノシド類が腸内細菌によってレインアンスロンに代謝されることで起こる。マクロファージを活性化してPGE2を分泌させ、それが大腸粘膜上皮細胞に作用することでAQP3の発現を低下させることが報告されている。
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