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PP2Cのひとつ。細胞核に局在し、p53の活性化を抑制する。*1
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セリン・スレオニンホスファターゼのひとつ。脳で比較的高い活性を示し、触媒活性発現にマグネシウムイオンまたはマンガンイオンが必要。DNA修復機構、ストレス応答、シグナル伝達、細胞増殖などの細胞機能の制御に関与する。哺乳類のPP2Cにはそれぞれ異なった遺伝子から発現される12種類が存在する。-PP2Cα-PP2Cβ-PP2Cδ-PP2Cη-PP2Cζ-PP2Cε-CaMKP
がん抑制遺伝子のひとつ。細胞分裂の周期をコントロールする、393個のアミノ酸残基からなる転写因子。TP53とも。p53は、DNA損傷などの様々なストレスに反応してリン酸化、アセチル化などの化学修飾を受けて活動を開始する。遺伝子の修復やDNAに変異を受けた細胞の細胞周期の停止(細胞老化)、アポトーシスによる異常遺伝子の排除などによって、強力に遺伝情報を保護する役割を担う。その働きから「ゲノムの守護神」や「遺伝子の管理者」と呼ばれる。したがって、この遺伝子が変異してしまうとがん遺…
単に核と書かれる場合もある。細胞の中で最大の細胞小器官。大きさは約5μm。細胞核は1つ以上の核小体を含んでいる。遺伝子を貯蔵する役割を持ち、リボソームの組み立てを行う。真核細胞の場合は、外膜と内膜からなる二重の膜(核膜)で覆われており、その外膜は粗面小胞体と連続し、内膜と外膜の間の空間は粗面小胞体の内腔と繋がっている。細胞核は格納されているDNAによっても、物理的な衝撃に対する弾力を得ていることが確認されている。本研究では、直径が髪の毛の百分の一ほど(〜1ミクロン)の細いガラ…
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