PPARα(peroxisome proliferator activated receptor α) †
PPARのひとつ。肝臓や心臓、消化管などに多く脂質代謝に密接に関わっている。RXRαと二量体を形成する。*1
細胞周期やミトコンドリアにおけるβ酸化に関わる。フィブラート系薬剤はPPARαの活性化を介してβ酸化を著明に亢進させる。PPARαの機能不全が統合失調症に似た行動変化および組織学的変化を引き起こすことが報告されている。*2
また、NF-κBを競合阻害することにより、TNF-α、IL-1β、ICAM-1などの発現を抑制する。
*1α型ペルオキシソーム増殖剤活性化受容体(PPARα):脂肪肝疾患との関連 田中直樹 青山俊文 信州大学大学院医学系研究科加齢適応医科学系独立専攻代謝制御学分野: https://ci.nii.ac.jp/naid/130004551725
*2統合失調症の新たな治療標的を発見 | 理化学研究所: https://www.riken.jp/press/2020/20201202_2/index.html
*2統合失調症の新たな治療標的を発見 | 理化学研究所: https://www.riken.jp/press/2020/20201202_2/index.html
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このページの最終更新日時: 2020-12-04 (金) 20:26:46