健康用語WEB事典

PTPδ(protein tyrosine phosphatase δ)

プロテインチロシンホスファターゼである膜受容体受容体型チロシンホスファターゼ)。神経細胞軸索末端に発現し、樹状突起発現する別の細胞接着分子相互作用することでシナプス形成を誘導する。*1

シナプス前終末発現するシナプスオーガナイザーシナプス形成においてリプリンαとの相互作用が重要であり、この相互作用が失われることでシナプス形成が大幅に減少することが報告されている。*2*3

タグ: タンパク質 酵素 神経 チロシンホスファターゼ

*1東京大学 自閉症などの神経発達障害に関連するタンパク質が神経細胞同士を適切につなぐ仕組み: http://www.iam.u-tokyo.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/02/pressrelease_270424.pdf
*2東京大学 富山大学 科学技術振興機構 共同発表:自閉症などの神経発達障害に関連するタンパク質が神経細胞同士を適切につなぐ仕組み: https://www.jst.go.jp/pr/announce/20150424-3/
*3神経細胞間の信号伝達を担う接着構造を形成する仕組みの解明: http://www.iam.u-tokyo.ac.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/02/pressrelease_200131.pdf

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このページの最終更新日時: 2020-10-28 (水) 08:43:06