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自然免疫に関わる白血球。無脊椎動物にも存在し、ヒトを含めた動物における全ての血球の原型となったことが確認されている。マクロは「大きい」、ファージは「食べる細胞」という意味であるため大食細胞とも呼ばれる。発見および命名はロシアのイリヤ・イリイチ・メチニコフ(Ilya Ilyich Mechnikov)による。抗原の侵入位置に移動してきた単球が分化することで生まれる。生体内に侵入した細菌やウイルス、死んだ細胞を取り込む(貪食する)食細胞として働く。マクロファージ内には消化酵素が含…
骨格筋においてアディポネクチンと結合する受容体。ジペプチドであるTyr-ProはAdipoR1のアゴニストとして作用し、抗糖尿病作用を示すことが報告されている。AMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)経路を活性化することにより細胞膜へグルコース輸送体4型(GLUT4)をトランスロケーションさせ、インスリン非依存的にグルコース取り込みを促進する。タグ:
エンドモルフィンのひとつ。アミノ酸配列は H-Tyr-Pro-Phe-Phe-NH2 である。タグ:
アンジオテンシンのひとつ。アンジオテンシン変換酵素によってアンジオテンシンⅠから生成される。血管収縮作用や血圧上昇作用を持つため、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)は降圧薬として使用される。時に心血管系組織障害をもたらす。また、副腎のアルドステロンの分泌を介して腎臓でのナトリウムの体内貯蔵を促す。アンジオテンシンⅡは、AT1受容体を介して細胞内カルシウムおよびジアシルグリセロールの上昇と、それに続くPKC-NADPHオキシダーゼ経路の活性化を惹起することが知られている。…
メラノコルチン(メラノトロピン)の一つ。α-メラノサイト刺激ホルモンとも。プロオピオメラノコルチンが二種類のプロホルモン転換酵素(PC1とPC2)による切断を受けて生成される。強力な食欲抑制作用をもつ神経伝達物質。脳下垂体前葉に作用して、プロラクチンの分泌やプロラクチン産生細胞の分裂を促進する。メラニンの合成において、その種類(ユーメラニンまたはフェオメラニン)の決定に関わる。動物の種類に関わらず、以下の共通した構造を有する。アセチル基-Ser-Tyr-Ser-Met-Glu…
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