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血圧が正常な状態より高くなる現象。生活習慣病の一つ。最高血圧(収縮期血圧)が140mmHg以上かつ最低血圧(拡張期血圧)が90mmHg以上と定義される。高血圧は、正常者の血圧より高い血圧値を持続している場合をいいます。高血圧を専門とする医師などからなる日本高血圧学会では、収縮期血圧(上の血圧)で140mmHg、拡張期血圧(下の血圧)で90mmHg以上が高血圧と定義しています。遺伝的要因や環境による高血圧を本態性高血圧と呼び、明確な疾患が原因となる高血圧を二次性高血圧と呼ぶ。-…
植物リグナンのひとつ。ゴボウシ(牛蒡子)やレンギョウ(連翹)の主要成分であり、オートファジー阻害および細胞増殖抑制作用を有する。マウスに対するアルクチゲニンの投与によって腫瘍血管が正常化し、がん細胞の薬剤やX線への感受性を高められることが報告されている。RANKLシグナルによって誘導される破骨細胞分化において、アルクチゲニンはNFATc1の転写機能の活性化抑制を介して破骨細胞の分化と機能を抑制する。
骨粗鬆症の抑制作用を持つTNF受容体スーパーファミリーのひとつであるサイトカイン。デコイ受容体としてRANKに競合してRANKLと結合し、破骨細胞分化と骨吸収機能を抑制する。破骨細胞前駆細胞の分化を抑制し、分化した破骨細胞の機能抑制やアポトーシス誘導にも関わる。「骨の保護因子」が名前の由来。オステオプロテゲリンが腹部大動脈瘤の拡大を抑制することが報告されている。
濾胞随伴上皮細胞層の直下に存在する領域。パイエル板上皮下ドーム領域とも。樹状細胞などの免疫細胞や間質細胞が多く分布しており、M細胞の分化を誘導するサイトカインやRANKLもこの領域に分布する間質細胞から産生される。
自然リンパ球(ILC3)の一種。自然免疫を担当する。LTi細胞とも。胎生期において器官原基領域にてCD45陽性CD4陽性CD3陰性という特徴的な細胞表面マーカーを示す細胞。胎生期のリンパ組織(リンパ節やパイエル板)形成に関与する。この機能には間葉系由来のオーガナイザー細胞(ストローマ細胞であるLTo細胞)との相互作用が必要とされる。LTi細胞はRANKを発現し、成熟にRANKLを必要とする。リンホトキシンα1β2を産生し、リンホトキシンβ受容体を介してLTo細胞にシグナルを伝…
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