S1P受容体(S1P receptor) †
スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)をリガンドとするGタンパク質共役型受容体。
S1Pは受容体中で脂質鎖を直線状に伸ばすことで受容体を活性化し、その脂質鎖の長さによって細胞内に伝える情報が偏る機構を有する。*1
S1P受容体の種類*2 †
以下の5種類のサブタイプが確認されている。
結合する三量体Gタンパク質の違いによってシグナル伝達経路も異なる。S1P1、S1P3は細胞運動を活性化し、逆にS1P2は抑制する。
*1脂質受容体の新たな活性化機構を解明 | 理化学研究所: https://www.riken.jp/press/2021/20210610_2/index.html
*2スフィンゴシン1リン酸の破骨細胞形成に及ぼす影響 岡崎雅子: https://www.jstage.jst.go.jp/article/dentalmedres/29/1/29_40/_pdf
*2スフィンゴシン1リン酸の破骨細胞形成に及ぼす影響 岡崎雅子: https://www.jstage.jst.go.jp/article/dentalmedres/29/1/29_40/_pdf
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このページの最終更新日時: 2021-06-11 (金) 17:19:19