SA-T細胞(senescence-associated T-cells) †
通常のT細胞のようにT細胞抗原受容体(TCR)を介する増殖・活性化反応を示さない一方、大量の炎症性因子を分泌しうるという老化細胞の特徴を持つ。*1
CD153分子を発現しており、それと少数の自己反応性B細胞に発現するCD30分子が相互作用することで、SA-T細胞がTCRを介する増殖・活性化反応を回復することが知られている。
マウスにおいては、この相互作用を抑制することで老化関連疾患の発症を抑えられることが確認されている。
*1老化T細胞が自己免疫病や慢性炎症疾患を引き起こすメカニズムを解明―老化関連疾患克服への新しいアプローチー | 京都大学: https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2022-09-22-1
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このページの最終更新日時: 2022-09-24 (土) 07:22:20