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ブニヤウイルス科に含まれるウイルスの属。-重症熱性血小板減少症候群ウイルス(SFTSV)-ハートランドウイルス-バーンヤウイルス-フォレカリアウイルス-パルマウイルス
重症熱性血小板減少症候群の原因となる、ブニヤウイルス科フレボウイルス属のウイルス。マダニからヒトに感染し、消化器症状や神経症状、出血などを引き起こす。主に中国、韓国、日本に分布する。直径約80〜100nmの球形ビリオン構造をなし,表面に5〜10nmの突出するスパイクを有するエンベロープを持つ。ゲノムはマイナス鎖RNA。潜伏期間は5~14日(平均9日)。RNAはL、M、Sの3分節を有し、それぞれRNA依存性RNAポリメラーゼ、エンベロープ糖タンパク質、核タンパクと非構造タンパク…
ブニヤウイルス科フレボウイルス属のウイルス。2009年アメリカのミズーリ州で患者が確認された。蚊やダニ、サンドフライなどによって媒介される。近縁に重症熱性血小板減少症候群ウイルス(SFTSV)がある。
ダニを媒介する重症熱性血小板減少症候群ウイルス(SFTSV)が原因となり、発熱、倦怠感、嘔吐、下痢、血小板や白血球の減少、神経症状や出血傾向、血球貪食症候群、多臓器不全などが引き起こされる致命的な疾患。国内では2013年に最初の患者が確認され、4類感染症に指定されている。発症は西日本に集中している。ファビピラビルが治療に有効である可能性が示唆されている。
マラリアの治療薬の有効成分。アーテスネートと共に使用される。抗エボラウイルス活性があることが実験で確認されている。また、重症熱性血小板減少症候群ウイルス(SFTSV)の増殖を抑える作用が確認されている。
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