SGLT2阻害薬(sodium glucose transporter 2 inhibitor) †
2014年に登場した糖尿病の治療薬。SGLT2に対する阻害効果によって尿への糖の排出を促進することで血糖を下げる。現在では現在は6種類が使用可能で、糖尿病のみならず心不全などの循環器疾患や慢性腎臓病などの多くの生活習慣病治療に用いられる。*1
腎臓に作用し、尿中にブドウ糖(グルコース)を大量に出すようにすることで血糖値を下げる薬。体重が落ちるのが特徴。
脂肪萎縮性糖尿病に効果があることが確認されている。
難治性の糖尿病を呈する脂肪萎縮症に対して糖尿病の経口治療薬である SGLT2 阻害薬を投与してその病態を著明に改善することに成功しました。脂肪萎縮性糖尿病は先天的あるいは AIDS の治療薬などによって後天的に発症する重症かつ難治性の糖尿病の一種です。*2
副作用は脱水、ケトアシドーシス、インスリン製剤と併用した場合は低血糖を起こす可能性がある
*1プレス発表|東京大学医学部附属病院: https://www.h.u-tokyo.ac.jp/press/20220518.html
*2東北大学 内服薬により難病指定の糖尿病 亜型の治療に成功 脂肪萎縮性糖尿病に対する新たな治療選択肢を提示: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20170316_01web.pdf
*2東北大学 内服薬により難病指定の糖尿病 亜型の治療に成功 脂肪萎縮性糖尿病に対する新たな治療選択肢を提示: http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20170316_01web.pdf
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このページの最終更新日時: 2022-05-22 (日) 16:26:48