Syk(spleen tyrosine kinase) †
非受容体型チロシンキナーゼのひとつ。
主に血液免疫系細胞に発現し、骨髄細胞系ではマスト細胞、樹状細胞、マクロファージ、破骨細胞、血小板、リンパ球ではB細胞に高い発現が認められている。*1
IgE受容体活性化を介したマスト細胞のヒスタミン放出やサイトカイン産生、マクロファージのファゴサイトーシス、破骨細胞の活性化、コラーゲン受容体を介する血小板凝集、B細胞の分化や活性化、一部のがんや自己免疫疾患、真菌やウイルス感染との関連などが報告されている。
*1日本臨床免疫学会会誌 チロシンキナーゼSykの生理機能とその阻害薬: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsci/36/4/36_197/_article/-char/ja/
ご意見・ご要望をお聞かせください。
Sykに関する情報を検索
この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2020-04-30 (木) 08:11:29