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マイコプラズマのリポタンパク質を認識するToll様受容体。*1
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マクロファージや樹状細胞などの抗原提示細胞に存在するパターン認識受容体。細胞外領域にロイシンリッチリピート、細胞内領域にTIRドメインを持つ。ヒトには10種類の存在が確認されている。トル様受容体とも。ショウジョウバエの持つTollと呼ばれる受容体に似た働きをするため「Toll様」とされる。Tollはドイツ語で「狂った」という意味。その由来は、この受容体の遺伝子の変異によってショウジョウバエの背中と腹部に著しい異常が引き起こされたことから。抗原が持つ様々な分子(PAMPsなど)…
血清脂質がアポタンパク質と結合してできるタンパク質の球。血液に溶けない脂質(コレステロール)を運ぶ役割をする。構造としては、中心部に脂質であるコレステロールやトリアシルグリセロールを含み、周辺部をアポリポタンパク質やリン脂質が覆っている。リポタンパク質の名称主な成分働きキロミクロントリグリセリド85%腸で吸収した脂質を肝臓へ運ぶVLDL(超低比重リポタンパク質)トリグリセリド55%肝臓から末梢組織に脂肪酸を運ぶIDL(中間比重リポタンパク質)トリグリセリド24%、コレステロー…
マイコプラズマ肺炎の原因となる微生物。
病原体のリポタンパク質を認識するToll様受容体。ヘテロダイマーを形成するTLR1、TLR2、TLR6、TLR10を総称してTLR1ファミリーと呼ぶ場合もある。
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