最近更新された用語
関連する用語
細胞内タンパク質をN-アセチルグルコサミンによって化学修飾する反応の触媒となる酵素。O-GlcNAcトランスフェラーゼとも呼ばれる。細胞質や細胞核に存在する。ヘキソサミン経路を介して生合成されるUDP-GlcNAcを利用する。
ウリジン二リン酸とN-アセチルグルコサミンが結合した有機化合物。UDP-GlcNAcやウリジン二リン酸-N-アセチルグルコサミンとも呼ばれる。分子式は C2 ヘキソサミン経路における最終代謝産物。真核生物がタンパク質の糖鎖修飾を行う際に必須とされる。また、プロテオグリカンの構成やシアル酸生合成の前駆体となる。O-GlcNAc転移酵素(OGT)によって細胞核や細胞質のタンパク質に含まれるセリンおよびスレオニン残基のヒドロキシ基に結合してO-結合型N-アセチルグルコサミンとなる。
ヘキソースを含むアミノ糖。ヒトの場合、ほとんどがグルコサミンとして存在する。-フルクトサミン-ガラクトサミン-グルコサミン-マンノサミングルコースの代謝経路のひとつであるヘキソサミン経路の活性化は、細胞内外のタンパク質のN-アセチルグルコサミンによる化学修飾を増加させることが知られ、これが糖尿病や神経変性疾患などに関わる。高血糖ではヘキソサミン代謝の亢進によって,その代謝経路の最終産物である UDP-GlcNAc が増加し,これを基質として,タンパク質への O-グリコシド結合…
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。