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世界保健機関のこと。
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大気中を浮遊する、粒径(正確な球状ではないため空気動力学径)が2.5μm以下の微小粒子状物質。正確には、空気動力学径が2.5μm以上の粒子が50%カットされる粒径とされるため、2.5μmより大きい粒子も含まれる場合がある。肺の奥にまで入り込みやすいという特徴があり、気管支炎や喘息を引き起こす。WHOの安全基準は25μg/日。呼吸に際して大きい粒子(粒子の大きさを空気動力学径で表すことになっている;dp≧2.5µm)は鼻で濾過されて肺の中まで達しない。一方、小さい粒子(dp≦2…
骨髄の働きが異常に活発化し、赤血球、白血球、血小板などが過剰増加する疾患の総称。造血幹細胞に生じた異常により一系統以上の骨髄系細胞(顆粒球系、赤血球系および血小板系)の成熟を伴った過剰な増殖を示す。慢性の経過をとるものを慢性骨髄増殖性疾患と呼ぶ。-真性多血症(真性赤血球増加症)-慢性骨髄性白血病-本態性血小板血症-原発性骨髄線維症現在は上記に4つの疾患を加え、骨髄増殖性腫瘍とも呼ばれる。当時は慢性骨髄性白血病、真性赤血球増加症(真性多血症)、本態性血小板血症、原発性骨髄線維症…
赤血球に含まれる鉄を含んだタンパク質。血液100ml(1dL)あたりに12〜18g存在し、血液の成分では水の次に多い。血色素とも呼ばれる。酸素が多く存在する肺や動脈では、酸素と結びついて酸化ヘモグロビンとなり鮮やかな赤色になる。逆に酸素の少ない末梢組織では酸素を放出して還元ヘモグロビンとなり黒ずんだ色となる。酸化ヘモグロビンと還元ヘモグロビンは磁気的な性質が異なる。酸化ヘモグロビンは反磁性体であり、還元ヘモグロビンは常磁性体であるため、これはfMRI(BOLD)に利用される。…
沸点が50-100〜240-260℃の有機化合物。トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン、パラジクロロベンゼン、リモネンなど。シックハウス症候群の原因となる。WHOは、揮発性有機化合物を沸点の違いによって以下のように分類している。-高揮発性有機化合物(VVOC)-準揮発性有機化合物(SVOC)
疾病及び関連保健問題の国際統計分類。全世界で集計された死亡や疾病の情報の体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うために世界保健機関(WHO)が作成したもの。
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