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*グリセロリン脂質(glycerophospholipid) [#m00b3891] [[生体膜]]の構成成分となる[[リン脂質]]のひとつ。[[生体膜]]に含まれる[[脂質]]の90%程度を占める。 グリセロリン脂質の構造は、[[トリアシルグリセロール]]に結合する三つの[[脂肪酸]]のうち、一つが[[リン酸基]](-PO&size(6){4};^{-})に置き換わっており、これによって[[両親媒性]]となる。((秀和システム 生化学若い研究者の会 これだけ!生化学)) グリセロリン脂質の[[グリセロール]]骨格の[[sn-1位]]には主に[[飽和脂肪酸]]あるいは[[オレイン酸]]、[[sn-2位]]には[[アラキドン酸]]を始めとした[[多価不飽和脂肪酸]]が[[エステル結合]]している。((菱川大介 生体膜の非対称性および多様性に重要な新規リゾリン脂質アシル基転移酵素ファミリーの発見 学位論文要旨詳細: http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=124766)) 食品には、天然物由来の[[乳化剤]]として使用される。((Moritella sp.の有するホスホリパーゼに関する研究: https://oacis.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=915&item_no=1&page_id=13&block_id=21)) **グリセロリン脂質の種類((北海道大学 大学院薬学研究院 創薬科学部門 生体機能科学分野 生化学研究室 研究概要: http://www.pharm.hokudai.ac.jp/seika/research_top.html)) [#p14ae1ad] -[[ホスファチジルコリン]]([[レシチン]]) -[[ホスファチジルセリン]] -[[ホスファチジルエタノールアミン]] -[[ホスファチジルイノシトール]] -[[プラスマローゲン]] グリセロリン脂質のうち、[[ホスファチジルコリン]]は[[細胞膜]]の外層、[[ホスファチジルエタノールアミン]]や[[ホスファチジルセリン]]、[[ホスファチジルイノシトール]]は[[細胞膜]]の内層に多く存在する。 また、3本の[[脂肪酸]]を持つグリセロリン脂質である[[N-アシル化グリセロリン脂質]]が存在する。((三本鎖のリン脂質 N-アシルホスファチジルエタノールアミン の動物組織における代謝 坪井一人 宇山徹 上田夏生: http://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2013/05/83-06-05.pdf))
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*グリセロリン脂質(glycerophospholipid) [#m00b3891] [[生体膜]]の構成成分となる[[リン脂質]]のひとつ。[[生体膜]]に含まれる[[脂質]]の90%程度を占める。 グリセロリン脂質の構造は、[[トリアシルグリセロール]]に結合する三つの[[脂肪酸]]のうち、一つが[[リン酸基]](-PO&size(6){4};^{-})に置き換わっており、これによって[[両親媒性]]となる。((秀和システム 生化学若い研究者の会 これだけ!生化学)) グリセロリン脂質の[[グリセロール]]骨格の[[sn-1位]]には主に[[飽和脂肪酸]]あるいは[[オレイン酸]]、[[sn-2位]]には[[アラキドン酸]]を始めとした[[多価不飽和脂肪酸]]が[[エステル結合]]している。((菱川大介 生体膜の非対称性および多様性に重要な新規リゾリン脂質アシル基転移酵素ファミリーの発見 学位論文要旨詳細: http://gakui.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/gazo.cgi?no=124766)) 食品には、天然物由来の[[乳化剤]]として使用される。((Moritella sp.の有するホスホリパーゼに関する研究: https://oacis.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=915&item_no=1&page_id=13&block_id=21)) **グリセロリン脂質の種類((北海道大学 大学院薬学研究院 創薬科学部門 生体機能科学分野 生化学研究室 研究概要: http://www.pharm.hokudai.ac.jp/seika/research_top.html)) [#p14ae1ad] -[[ホスファチジルコリン]]([[レシチン]]) -[[ホスファチジルセリン]] -[[ホスファチジルエタノールアミン]] -[[ホスファチジルイノシトール]] -[[プラスマローゲン]] グリセロリン脂質のうち、[[ホスファチジルコリン]]は[[細胞膜]]の外層、[[ホスファチジルエタノールアミン]]や[[ホスファチジルセリン]]、[[ホスファチジルイノシトール]]は[[細胞膜]]の内層に多く存在する。 また、3本の[[脂肪酸]]を持つグリセロリン脂質である[[N-アシル化グリセロリン脂質]]が存在する。((三本鎖のリン脂質 N-アシルホスファチジルエタノールアミン の動物組織における代謝 坪井一人 宇山徹 上田夏生: http://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2013/05/83-06-05.pdf))
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