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*ステロイド(steroid) [#p61bb1af] 4つの[[炭素]]環がつながった[[化学]]構造(ステロイド骨格)を持つ[[有機化合物]]の総称。主に[[副腎皮質]]で産生される[[脂質]]。[[ステロイドホルモン]]のことを指す場合が多い。 体内で[[生合成]]されるステロイドは、[[コレステロール]]や[[胆汁酸]]、[[ステロイドホルモン]]、[[ビタミンD]]など。体内の全てのステロイドは[[コレステロール]]から合成される。((鳥取大学医学部 N教授Website: http://www.ninomiya.med.tottori-u.ac.jp/homepage/end4.html)) #ref(steroid.png, ステロイドの化学構造,240); A環の3位に[[ヒドロキシ基]](-OH)が結合したものを[[ステロール]]と呼ぶ。((秀和システム 生化学若い研究者の会 これだけ!生化学)) ステロイドは、[[細胞膜]]を通過後、[[細胞質]]の[[グルココルチコイド受容体]]に結合する。((ステロイドに関して|大阪大学 免疫アレルギー内科(大学院医学系研究科・医学部): http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/imed3/lab_2/page4/page4-17.html)) 抗[[炎症]]作用を持つため、[[医薬品]]として使用されるものも多く、これを[[ステロイド剤]]([[副腎皮質ホルモン剤]])と呼ぶ。 >[[ステロイド剤]]は、抗[[炎症]]作用、抗[[アレルギー]]作用、[[免疫]]反応抑制作用及び[[細胞]]増殖抑制作用などを示すため、古くから多くの疾患に使用されています。((副腎皮質ホルモン剤について: http://www.mh.nagasaki-u.ac.jp/yaku/qanda/q1.htm)) 長期間一定量以上のステロイドを[[医薬品]]から摂取していた場合、その間、[[副腎皮質]]からの[[ステロイドホルモン]]の[[分泌]]が停止する。そのため、ステロイドの使用を止めると[[ステロイド離脱症候群]]が引き起こされる場合がある。((東京女子医科大学病院 腎臓内科 ステロイド治療: http://www.twmu.ac.jp/NEP/steroid.html)) >ステロイドを急に中止すると[[離脱症候群]]が起こることがあります。これはステロイドを長期間多量投与した場合([[プレドニゾロン]]換算で20㎎/日を3週間以上)に生じやすく、[[発熱]]、[[悪心]]、[[嘔吐]]、[[倦怠感]]、[[関節]]・[[筋肉]]の痛み、[[血圧]]の低下、[[低血糖]]などを伴います。((北大病院薬剤部 NEWS 薬剤部 広報誌担当 Vol.39(2013年07月18日発行: http://www2.huhp.hokudai.ac.jp/~pharm-w/download/dinews_1307s.pdf)) >[[関節痛]]の抑制だけでなく[[免疫]]抑制により、疾患活動性も抑制できる強力な薬剤である。1948年に[[関節リウマチ]]に投与され、初めてその抗[[炎症]]作用が知られるようになったが、投与量と投与期間によって、[[感染症]]、[[骨粗鬆症]]、[[胃潰瘍]]、[[中心性肥満]]、[[糖尿病]]、[[高脂血症]]、[[高血圧]]さらには[[心血管]]イベントの増加を含む多彩な[[副作用]]リスクが増加する。((関節リウマチ|大阪大学 免疫内科: http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/imed3/lab_2/page4/page4-9.html))
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*ステロイド(steroid) [#p61bb1af] 4つの[[炭素]]環がつながった[[化学]]構造(ステロイド骨格)を持つ[[有機化合物]]の総称。主に[[副腎皮質]]で産生される[[脂質]]。[[ステロイドホルモン]]のことを指す場合が多い。 体内で[[生合成]]されるステロイドは、[[コレステロール]]や[[胆汁酸]]、[[ステロイドホルモン]]、[[ビタミンD]]など。体内の全てのステロイドは[[コレステロール]]から合成される。((鳥取大学医学部 N教授Website: http://www.ninomiya.med.tottori-u.ac.jp/homepage/end4.html)) #ref(steroid.png, ステロイドの化学構造,240); A環の3位に[[ヒドロキシ基]](-OH)が結合したものを[[ステロール]]と呼ぶ。((秀和システム 生化学若い研究者の会 これだけ!生化学)) ステロイドは、[[細胞膜]]を通過後、[[細胞質]]の[[グルココルチコイド受容体]]に結合する。((ステロイドに関して|大阪大学 免疫アレルギー内科(大学院医学系研究科・医学部): http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/imed3/lab_2/page4/page4-17.html)) 抗[[炎症]]作用を持つため、[[医薬品]]として使用されるものも多く、これを[[ステロイド剤]]([[副腎皮質ホルモン剤]])と呼ぶ。 >[[ステロイド剤]]は、抗[[炎症]]作用、抗[[アレルギー]]作用、[[免疫]]反応抑制作用及び[[細胞]]増殖抑制作用などを示すため、古くから多くの疾患に使用されています。((副腎皮質ホルモン剤について: http://www.mh.nagasaki-u.ac.jp/yaku/qanda/q1.htm)) 長期間一定量以上のステロイドを[[医薬品]]から摂取していた場合、その間、[[副腎皮質]]からの[[ステロイドホルモン]]の[[分泌]]が停止する。そのため、ステロイドの使用を止めると[[ステロイド離脱症候群]]が引き起こされる場合がある。((東京女子医科大学病院 腎臓内科 ステロイド治療: http://www.twmu.ac.jp/NEP/steroid.html)) >ステロイドを急に中止すると[[離脱症候群]]が起こることがあります。これはステロイドを長期間多量投与した場合([[プレドニゾロン]]換算で20㎎/日を3週間以上)に生じやすく、[[発熱]]、[[悪心]]、[[嘔吐]]、[[倦怠感]]、[[関節]]・[[筋肉]]の痛み、[[血圧]]の低下、[[低血糖]]などを伴います。((北大病院薬剤部 NEWS 薬剤部 広報誌担当 Vol.39(2013年07月18日発行: http://www2.huhp.hokudai.ac.jp/~pharm-w/download/dinews_1307s.pdf)) >[[関節痛]]の抑制だけでなく[[免疫]]抑制により、疾患活動性も抑制できる強力な薬剤である。1948年に[[関節リウマチ]]に投与され、初めてその抗[[炎症]]作用が知られるようになったが、投与量と投与期間によって、[[感染症]]、[[骨粗鬆症]]、[[胃潰瘍]]、[[中心性肥満]]、[[糖尿病]]、[[高脂血症]]、[[高血圧]]さらには[[心血管]]イベントの増加を含む多彩な[[副作用]]リスクが増加する。((関節リウマチ|大阪大学 免疫内科: http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/imed3/lab_2/page4/page4-9.html))
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