健康用語WEB事典
用語追加
更新履歴
用語一覧
ランキング
ランダム
最近更新された用語
削除されたページ
メトトレキサート
抗がん剤
コメント/赤脾髄
MRGPRX2
タイトジャンクション
線維化
VGLL3
アノレキシア
トラコーマ
SPT4
環境細胞
もっと見る…
新しい用語解説ページの作成や既にあるページの編集を行うことができます。
ページの書き方については以下のページを御覧ください。
基本的なページの書き方
さらに詳細な編集機能について
[[リンク]]
((注釈))
^{上付き}
_{下付き}
6
8
10
12
14
16
18
20
文字サイズ
画像挿入
リダイレクト
インクルード
*ミロシナーゼ(myrosinase) [#c9f692f0] [[ワサビ]]や[[大根]]などの[[アブラナ科]]植物に含まれる[[加水分解酵素]]。[[β-チオグルコシダーゼ]]とも呼ばれる。((東京農業大学 ダイコンの多様性解明に向けたゲノムの解読と遺伝子データベースの構築: http://www.nodai.ac.jp/teacher/204086/2015/1.html)) [[イソチオシアネート]]の[[配糖体]]([[シニグリン]]など)の[[グリコシド結合]]を[[加水分解]]し、[[硫酸基]]を離脱させることで[[イソチオシアネート]]を生成する。ミロシナーゼの[[至適温度]]は35〜40℃。((ミロシナーゼに関する研究(第6報): https://www.jstage.jst.go.jp/article/nogeikagaku1924/33/13/33_13_1144/_article/-char/ja/)) >[[わさび]]の辛味は,[[わさび]]をすりおろすと[[酵素]]ミロシナーゼが働き,[[わさび]]の持つ[[配糖体]][[シニグリン]]を分解し生じる[[からし油]],即ち[[アリルイソチオシアネート]]を主成分とする[[揮発性]][[含硫化合物]]によることはよく知られた事実である。((椙山女学園大学研究論集 わさびの辛味成分と調理: http://ir.lib.sugiyama-u.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/309/1/NATURAL_30_111_121.pdf)) [[アスコルビン酸]]([[ビタミンC]])単体あるいは[[ビタミンC]]と[[マグネシウムイオン]]の組み合わせによって、[[酵素]]としての働きが強くなることが知られている。((高崎健康福祉大学健康福祉学部健康栄養学科 群馬大学医学部保健学科 ミロシナーゼ活性に対する食塩の影響とアブラナ科野菜の漬物加工への応用: http://www.saltscience.or.jp/general_research/2011/201145.pdf)) >ミロシナーゼは,[[分子量]]約15万で4個の[[サブユニット]]からなり,[[SH基]],[[アミノ基]],[[イミダゾール基]]が活性の[[発現]]に関与し,1[[mM]]濃度の[[AsA]]を加えると瞬時に数十倍に活性化される[[酵素]]である.((アスコルビン酸による植物 ミロシナーゼの活性化: https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/12/8/12_8_524/_pdf))
タイムスタンプを変更しない
存在するページ名にリンク
*ミロシナーゼ(myrosinase) [#c9f692f0] [[ワサビ]]や[[大根]]などの[[アブラナ科]]植物に含まれる[[加水分解酵素]]。[[β-チオグルコシダーゼ]]とも呼ばれる。((東京農業大学 ダイコンの多様性解明に向けたゲノムの解読と遺伝子データベースの構築: http://www.nodai.ac.jp/teacher/204086/2015/1.html)) [[イソチオシアネート]]の[[配糖体]]([[シニグリン]]など)の[[グリコシド結合]]を[[加水分解]]し、[[硫酸基]]を離脱させることで[[イソチオシアネート]]を生成する。ミロシナーゼの[[至適温度]]は35〜40℃。((ミロシナーゼに関する研究(第6報): https://www.jstage.jst.go.jp/article/nogeikagaku1924/33/13/33_13_1144/_article/-char/ja/)) >[[わさび]]の辛味は,[[わさび]]をすりおろすと[[酵素]]ミロシナーゼが働き,[[わさび]]の持つ[[配糖体]][[シニグリン]]を分解し生じる[[からし油]],即ち[[アリルイソチオシアネート]]を主成分とする[[揮発性]][[含硫化合物]]によることはよく知られた事実である。((椙山女学園大学研究論集 わさびの辛味成分と調理: http://ir.lib.sugiyama-u.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/309/1/NATURAL_30_111_121.pdf)) [[アスコルビン酸]]([[ビタミンC]])単体あるいは[[ビタミンC]]と[[マグネシウムイオン]]の組み合わせによって、[[酵素]]としての働きが強くなることが知られている。((高崎健康福祉大学健康福祉学部健康栄養学科 群馬大学医学部保健学科 ミロシナーゼ活性に対する食塩の影響とアブラナ科野菜の漬物加工への応用: http://www.saltscience.or.jp/general_research/2011/201145.pdf)) >ミロシナーゼは,[[分子量]]約15万で4個の[[サブユニット]]からなり,[[SH基]],[[アミノ基]],[[イミダゾール基]]が活性の[[発現]]に関与し,1[[mM]]濃度の[[AsA]]を加えると瞬時に数十倍に活性化される[[酵素]]である.((アスコルビン酸による植物 ミロシナーゼの活性化: https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/12/8/12_8_524/_pdf))
この用語を編集
/
画像添付