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*リグナン(lignan) [#oee84cca] [[フェニルプロパノイド]]の一種、C6-C3単位が複数結合した[[化合物]]を基本骨格とする[[化合物]]。((腸内細菌とフィトエストロゲンリグナンを中心に 陳琮湜 理化学研究所辨野特別研究室 イェール大学医学部薬理学教室: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jim/26/3/26_171/_pdf/-char/ja)) >リグナンは,C6-C3単位を1単位とする[[二量体]]で,かつ,少なくとも,それぞれのC8位同士が必ず結合 (C8-C8'結合)している植物由来の[[化学]]物質の総称である. ((農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター 食品中リグナンの摂取と機能: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010753234.pdf)) C8同士の以外の[[モノマー]]同士の結合を持つものは[[ネオリグナン]]、リグナンよりも基本骨格の[[炭素]]数が1つ少なく、[[炭素]]数が17のものは[[ノルリグナン]]と呼ばれる。 主に植物に含まれ、抗[[真菌]]作用、殺虫作用を持ち、外部から身を守ると共にその植物の成長を調節する役割を果たす。アマやゴマに多く含まれている。強い[[抗酸化作用]]を持ち、ヒトの[[肝臓]]機能やその[[脂肪酸]]の[[代謝]]などを強化する働きも確認されている。((CiNii 論文 - アルコール性脂肪肝に及ぼすゴマリグナン物質の予防効果: http://ci.nii.ac.jp/naid/110003168813)) 一部は[[ファイトエストロゲン]]である[[エンテロラクトン]]と[[エンテロジオール]]に[[代謝]]される。((愛知県立大学学術リポジトリ 食物中の植物エストロゲン(phytoestrogen)とその功罪: https://aichi-pu.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=2574&item_no=1&page_id=13&block_id=17)) >リグナンは[[ピノレジノール]]を起点として、順次[[ラリシレシノール]]、[[セコイソラリシレシノール]]などを経由するリグナン[[生合成]]経路によって[[代謝]]されることで多様な[[分子]]種を生成する。リグナンには抗[[酸化]]活性や抗[[ウイルス]]活性を有する[[化合物]]が多く含まれており、[[抗がん剤]]の原料や健康食品の成分としても利用されている。((バクテリアの酵素遺伝子を利用した植物のリグナン生合成の改変に関する研究: https://tuat.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=1252&item_no=1&page_id=13&block_id=39)) **リグナンの種類 [#xaa8dcba] リグナンの代表的な物質はゴマに含まれる[[セサミン]]である。 リグナンは以下の3種類の物質から産生されるが、特に[[コニフェリルアルコール]]由来のものが多いとされる。((食品中リグナンの摂取と機能 リグナン研究の最新動向: http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010753234.pdf)) -[[コニフェリルアルコール]] -[[イソオイゲノール]] -[[カフェ酸]]
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*リグナン(lignan) [#oee84cca] [[フェニルプロパノイド]]の一種、C6-C3単位が複数結合した[[化合物]]を基本骨格とする[[化合物]]。((腸内細菌とフィトエストロゲンリグナンを中心に 陳琮湜 理化学研究所辨野特別研究室 イェール大学医学部薬理学教室: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jim/26/3/26_171/_pdf/-char/ja)) >リグナンは,C6-C3単位を1単位とする[[二量体]]で,かつ,少なくとも,それぞれのC8位同士が必ず結合 (C8-C8'結合)している植物由来の[[化学]]物質の総称である. ((農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター 食品中リグナンの摂取と機能: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010753234.pdf)) C8同士の以外の[[モノマー]]同士の結合を持つものは[[ネオリグナン]]、リグナンよりも基本骨格の[[炭素]]数が1つ少なく、[[炭素]]数が17のものは[[ノルリグナン]]と呼ばれる。 主に植物に含まれ、抗[[真菌]]作用、殺虫作用を持ち、外部から身を守ると共にその植物の成長を調節する役割を果たす。アマやゴマに多く含まれている。強い[[抗酸化作用]]を持ち、ヒトの[[肝臓]]機能やその[[脂肪酸]]の[[代謝]]などを強化する働きも確認されている。((CiNii 論文 - アルコール性脂肪肝に及ぼすゴマリグナン物質の予防効果: http://ci.nii.ac.jp/naid/110003168813)) 一部は[[ファイトエストロゲン]]である[[エンテロラクトン]]と[[エンテロジオール]]に[[代謝]]される。((愛知県立大学学術リポジトリ 食物中の植物エストロゲン(phytoestrogen)とその功罪: https://aichi-pu.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=2574&item_no=1&page_id=13&block_id=17)) >リグナンは[[ピノレジノール]]を起点として、順次[[ラリシレシノール]]、[[セコイソラリシレシノール]]などを経由するリグナン[[生合成]]経路によって[[代謝]]されることで多様な[[分子]]種を生成する。リグナンには抗[[酸化]]活性や抗[[ウイルス]]活性を有する[[化合物]]が多く含まれており、[[抗がん剤]]の原料や健康食品の成分としても利用されている。((バクテリアの酵素遺伝子を利用した植物のリグナン生合成の改変に関する研究: https://tuat.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=1252&item_no=1&page_id=13&block_id=39)) **リグナンの種類 [#xaa8dcba] リグナンの代表的な物質はゴマに含まれる[[セサミン]]である。 リグナンは以下の3種類の物質から産生されるが、特に[[コニフェリルアルコール]]由来のものが多いとされる。((食品中リグナンの摂取と機能 リグナン研究の最新動向: http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010753234.pdf)) -[[コニフェリルアルコール]] -[[イソオイゲノール]] -[[カフェ酸]]
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