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*加水分解(hydrolase) [#q459687f] 加水分解とは、ある[[化合物]]に水(H&size(6){2};O)が反応し、2つの分解された生成物が得られる反応のこと。略して[[水解]]とも呼ばれる。((東京理科大学1部化学研究部 マシュマロゲルにおける置換基と親油性及び撥水性の関係: http://www.ed.tus.ac.jp/~kaken/studies/2014/2014-o-thu.pdf)) この際、水分子は H^{+} と OH^{-} に分かれる。加水分解を[[触媒]]する[[酵素]]は[[ヒドロラーゼ]]と呼ばれる。 **加水分解の例 [#te7b0d6d] [[酢酸エチル]]の加水分解反応は次の反応式で表される。((和歌山大学 教育学部 木村研究室 反応速度の測定 酢酸エチルの加水分解反応: http://www.wakayama-u.ac.jp/~nkimura/experiment1/rate.pdf)) $$CH&size(6){3};COOC&size(6){2};H&size(6){5}; + H&size(6){2};O → CH&size(6){3};COOH + C&size(6){2};H&size(6){5};OH$$ 加水分解において水分子が使用されることは自明であるため、場合によっては式の中のH&size(6){2};Oが省略される場合がある。 その場合、例えば[[酢酸メチル]]の加水分解反応は次の式のように書かれる。((http://www17.tok2.com/home/guccifunnyorgan/esuteru.pdf)) $$CH&size(6){3};COOCH&size(6){3}; → CH&size(6){3};COOH + CH&size(6){3};OH$$ ***塩の加水分解 [#q768529e] [[塩]]が水に溶けたとき、その一部が水と反応して[[中和]]の逆の反応を起こすことを''[[塩]]の加水分解''という。((杉並学院ホームページ 中和反応と塩: http://www.suginami.ac.jp/prints/upload/..%5Csilss%5C%E5%8C%96%E5%AD%A6%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E3%80%80%E7%AC%AC30%E8%AC%9B%E3%80%80%E4%B8%AD%E5%92%8C%E5%8F%8D%E5%BF%9C%E3%81%A8%E5%A1%A9%E2%91%A1.pdf)) [[酢酸ナトリウム]]の加水分解反応は以下のようになる。((神奈川大学 基礎電気化学(1)電離と電気分解: http://apchem2.kanagawa-u.ac.jp/matsumotolab/Echem9.pdf)) $$CH&size(6){3};COONa +H&size(6){2};O ⇄ CH&size(6){3};COOH+NaOH$$ [[酢酸イオン]]に注目した場合、以下のように書かれる場合もある。 $$CH&size(6){3};COO^{-} + H&size(6){2};O ⇄ CH&size(6){3};COOH + OH^{-}$$ [[塩化アンモニウム]]の加水分解は次の式で表される。 $$NH&size(6){4};^{+} + H&size(6){2};O ⇄ NH&size(6){3}; + H&size(6){3};O^{+}$$ ***その他の加水分解 [#ob8303ff] [[消化酵素]]による反応の多くは加水分解である。
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*加水分解(hydrolase) [#q459687f] 加水分解とは、ある[[化合物]]に水(H&size(6){2};O)が反応し、2つの分解された生成物が得られる反応のこと。略して[[水解]]とも呼ばれる。((東京理科大学1部化学研究部 マシュマロゲルにおける置換基と親油性及び撥水性の関係: http://www.ed.tus.ac.jp/~kaken/studies/2014/2014-o-thu.pdf)) この際、水分子は H^{+} と OH^{-} に分かれる。加水分解を[[触媒]]する[[酵素]]は[[ヒドロラーゼ]]と呼ばれる。 **加水分解の例 [#te7b0d6d] [[酢酸エチル]]の加水分解反応は次の反応式で表される。((和歌山大学 教育学部 木村研究室 反応速度の測定 酢酸エチルの加水分解反応: http://www.wakayama-u.ac.jp/~nkimura/experiment1/rate.pdf)) $$CH&size(6){3};COOC&size(6){2};H&size(6){5}; + H&size(6){2};O → CH&size(6){3};COOH + C&size(6){2};H&size(6){5};OH$$ 加水分解において水分子が使用されることは自明であるため、場合によっては式の中のH&size(6){2};Oが省略される場合がある。 その場合、例えば[[酢酸メチル]]の加水分解反応は次の式のように書かれる。((http://www17.tok2.com/home/guccifunnyorgan/esuteru.pdf)) $$CH&size(6){3};COOCH&size(6){3}; → CH&size(6){3};COOH + CH&size(6){3};OH$$ ***塩の加水分解 [#q768529e] [[塩]]が水に溶けたとき、その一部が水と反応して[[中和]]の逆の反応を起こすことを''[[塩]]の加水分解''という。((杉並学院ホームページ 中和反応と塩: http://www.suginami.ac.jp/prints/upload/..%5Csilss%5C%E5%8C%96%E5%AD%A6%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E3%80%80%E7%AC%AC30%E8%AC%9B%E3%80%80%E4%B8%AD%E5%92%8C%E5%8F%8D%E5%BF%9C%E3%81%A8%E5%A1%A9%E2%91%A1.pdf)) [[酢酸ナトリウム]]の加水分解反応は以下のようになる。((神奈川大学 基礎電気化学(1)電離と電気分解: http://apchem2.kanagawa-u.ac.jp/matsumotolab/Echem9.pdf)) $$CH&size(6){3};COONa +H&size(6){2};O ⇄ CH&size(6){3};COOH+NaOH$$ [[酢酸イオン]]に注目した場合、以下のように書かれる場合もある。 $$CH&size(6){3};COO^{-} + H&size(6){2};O ⇄ CH&size(6){3};COOH + OH^{-}$$ [[塩化アンモニウム]]の加水分解は次の式で表される。 $$NH&size(6){4};^{+} + H&size(6){2};O ⇄ NH&size(6){3}; + H&size(6){3};O^{+}$$ ***その他の加水分解 [#ob8303ff] [[消化酵素]]による反応の多くは加水分解である。
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