健康用語WEB事典
用語追加
更新履歴
用語一覧
ランキング
ランダム
最近更新された用語
削除されたページ
メトトレキサート
抗がん剤
コメント/赤脾髄
MRGPRX2
タイトジャンクション
線維化
VGLL3
アノレキシア
トラコーマ
SPT4
環境細胞
もっと見る…
新しい用語解説ページの作成や既にあるページの編集を行うことができます。
ページの書き方については以下のページを御覧ください。
基本的なページの書き方
さらに詳細な編集機能について
[[リンク]]
((注釈))
^{上付き}
_{下付き}
6
8
10
12
14
16
18
20
文字サイズ
画像挿入
リダイレクト
インクルード
*脂質ラフト(lipid raft) [#a9670b0e] [[細胞膜]]上に存在する、[[コレステロール]]と[[コレステロール]]に親和性の高い[[スフィンゴ脂質]]から構成される[[ドメイン]]。[[脂質マイクロドメイン]]とも。((スフィンゴ脂質代謝酵素 | 大阪医科大学 生化学教室: https://www.osaka-med.ac.jp/deps/med/staff/ikushiro/))((細胞膜シグナル伝達のためのラフト構造を解明 -アルツハイマー病発症、HIV感染などの研究に貢献- — 京都大学: http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2012/120723_1_1.htm))((星薬科大学学術情報リポジトリ P-セレクチンとそのリガンド分子による血液細胞間の相互作用: https://stella.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=124&item_no=1&page_id=13&block_id=21)) [[GPIアンカー型タンパク質]]や[[アシル化]]された[[タンパク質]]などを集積させ、[[細胞]]のシグナル伝達を効率化する役割を持つとされる。((脂質ラフトを見る 石塚玲子 小林俊秀:http://lifesciencedb.jp/dbsearch/Literature/get_pne_cgpdf.php?year=2004&number=4910&file=8sXoBbOKJPLUSPLUSbRCeSGTpnqA==)) [[神経細胞]]に多く、その脂質ラフトには[[GPM6a]]が局在することが確認されている。 >脂質ラフト(ラフト)は、主に[[糖脂質]]と[[コレステロール]]から構成される[[細胞膜]]上の微小膜領域で、シグナル分子が集積するシグナル伝達の場として大事な役割を持ちます。… [[GPM6a]]は[[細胞]]表面上の[[トランスデューサー]]として、[[細胞]]外の[[ラミニン]]シグナルに応じて、ラフトを介して[[神経]]極性決定のシグナル伝達を制御し、非常にスピーディーな[[神経]]極性決定を誘導しました。((神経細胞での脂質ラフトを介した新たなシグナル伝達制御を発見しました | 研究成果 | ニュース - 新潟大学: http://www.niigata-u.ac.jp/news/2017/29483/)) [[BDNF]]が、その[[受容体]]である[[トラックB]]([[TrkB]])に結合するためにこの脂質ラフトを介していることが確認されている。また、脂質ラフトにおける[[プラスマローゲン]]の減少が、[[γ-セクレターゼ]]や[[β-セクレターゼ]]などの[[アルツハイマー病]]の原因となる[[アミロイドβ]]形成に関わる[[酵素]]を活性化することが報告されている。 #ref(lipid_raft.jpg,脂質ラフトとプラスマローゲンの関係); &size(12){出典: ブックマン社 藤野武彦 馬渡志郎 片渕俊彦 認知症はもう不治の病ではない! 脳内プラズマローゲンが神経細胞を申請する(2015/10/10)};
タイムスタンプを変更しない
存在するページ名にリンク
*脂質ラフト(lipid raft) [#a9670b0e] [[細胞膜]]上に存在する、[[コレステロール]]と[[コレステロール]]に親和性の高い[[スフィンゴ脂質]]から構成される[[ドメイン]]。[[脂質マイクロドメイン]]とも。((スフィンゴ脂質代謝酵素 | 大阪医科大学 生化学教室: https://www.osaka-med.ac.jp/deps/med/staff/ikushiro/))((細胞膜シグナル伝達のためのラフト構造を解明 -アルツハイマー病発症、HIV感染などの研究に貢献- — 京都大学: http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2012/120723_1_1.htm))((星薬科大学学術情報リポジトリ P-セレクチンとそのリガンド分子による血液細胞間の相互作用: https://stella.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=124&item_no=1&page_id=13&block_id=21)) [[GPIアンカー型タンパク質]]や[[アシル化]]された[[タンパク質]]などを集積させ、[[細胞]]のシグナル伝達を効率化する役割を持つとされる。((脂質ラフトを見る 石塚玲子 小林俊秀:http://lifesciencedb.jp/dbsearch/Literature/get_pne_cgpdf.php?year=2004&number=4910&file=8sXoBbOKJPLUSPLUSbRCeSGTpnqA==)) [[神経細胞]]に多く、その脂質ラフトには[[GPM6a]]が局在することが確認されている。 >脂質ラフト(ラフト)は、主に[[糖脂質]]と[[コレステロール]]から構成される[[細胞膜]]上の微小膜領域で、シグナル分子が集積するシグナル伝達の場として大事な役割を持ちます。… [[GPM6a]]は[[細胞]]表面上の[[トランスデューサー]]として、[[細胞]]外の[[ラミニン]]シグナルに応じて、ラフトを介して[[神経]]極性決定のシグナル伝達を制御し、非常にスピーディーな[[神経]]極性決定を誘導しました。((神経細胞での脂質ラフトを介した新たなシグナル伝達制御を発見しました | 研究成果 | ニュース - 新潟大学: http://www.niigata-u.ac.jp/news/2017/29483/)) [[BDNF]]が、その[[受容体]]である[[トラックB]]([[TrkB]])に結合するためにこの脂質ラフトを介していることが確認されている。また、脂質ラフトにおける[[プラスマローゲン]]の減少が、[[γ-セクレターゼ]]や[[β-セクレターゼ]]などの[[アルツハイマー病]]の原因となる[[アミロイドβ]]形成に関わる[[酵素]]を活性化することが報告されている。 #ref(lipid_raft.jpg,脂質ラフトとプラスマローゲンの関係); &size(12){出典: ブックマン社 藤野武彦 馬渡志郎 片渕俊彦 認知症はもう不治の病ではない! 脳内プラズマローゲンが神経細胞を申請する(2015/10/10)};
この用語を編集
/
画像添付