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*脳脊髄液(cerebrospinal fluid : CSF) [#l4c90277] [[脳室]]内の[[脈絡叢]][[上皮細胞]]から[[分泌]]される、無色透明な[[体液]]。[[脳]]や[[脊髄]]の周辺を満たし、それらを保護する役割を持つ。[[髄液]]とも呼ばれる。((脳脊髄液分泌に関わる新しいメカニズムの発見 ~ TRPV4-アノクタミン1相互作用を介した水分泌の促進~/自然科学研究機構 生理学研究所: http://www.nips.ac.jp/contents/release/entry/2014/02/-trpv4-.html))((Neuroinfo Japan:脳は水の中に浮かんでいる: https://square.umin.ac.jp/neuroinf/brain/007.html)) 総量は160mLで、1日に約500mLが産生されるため、1日3回程度入れ替わっている。((秋田大学 大学院医学系研究科・医学部 細胞生理学講座 脳脊髄液: http://www.med.akita-u.ac.jp/~seiri1/okamoto/med/CSF.htm)) 脳脊髄液は[[脳室]]に蓄えられる。[[脳室]]から出た脳脊髄液は[[くも膜]]と[[脳]]との間に広がり、最終的に吸収されて[[血液]]に戻る。((水頭症 水頭症とは? | 絵で見る脳と神経の病気 | 東海大学病院脳神経外科: http://neurosurgery.med.u-tokai.ac.jp/edemiru/suitou/)) >[[CSF]]は、[[神経]]系の水分量緩衝、栄養素・老廃物・[[生理活性物質]]の運搬、[[脳圧]]制御、衝撃吸収などの作用を発揮して[[脳]]保護に与る。成分からみると、総[[蛋白]]濃度 15~45 mg/dL、[[IgG]] 濃度 0.8~5.0 gm/dL、[[ブドウ糖]]濃度 50~80 mL/dL という風に、[[血漿]]と比較して溶け込んでいる物質の濃度は総じて低く、通常[[アニオン]]化する[[蛋白]]の濃度が低いことを代償するが如く、[[塩素イオン]]濃度は 110~130 mEq/L と[[血漿]]より高いのが特徴である。((柴田教授夜話(第 13 回)「脳脊髄液の一生」2014年6月16日: http://www.twmu.ac.jp/Basic/patho1/yawa013.pdf))
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*脳脊髄液(cerebrospinal fluid : CSF) [#l4c90277] [[脳室]]内の[[脈絡叢]][[上皮細胞]]から[[分泌]]される、無色透明な[[体液]]。[[脳]]や[[脊髄]]の周辺を満たし、それらを保護する役割を持つ。[[髄液]]とも呼ばれる。((脳脊髄液分泌に関わる新しいメカニズムの発見 ~ TRPV4-アノクタミン1相互作用を介した水分泌の促進~/自然科学研究機構 生理学研究所: http://www.nips.ac.jp/contents/release/entry/2014/02/-trpv4-.html))((Neuroinfo Japan:脳は水の中に浮かんでいる: https://square.umin.ac.jp/neuroinf/brain/007.html)) 総量は160mLで、1日に約500mLが産生されるため、1日3回程度入れ替わっている。((秋田大学 大学院医学系研究科・医学部 細胞生理学講座 脳脊髄液: http://www.med.akita-u.ac.jp/~seiri1/okamoto/med/CSF.htm)) 脳脊髄液は[[脳室]]に蓄えられる。[[脳室]]から出た脳脊髄液は[[くも膜]]と[[脳]]との間に広がり、最終的に吸収されて[[血液]]に戻る。((水頭症 水頭症とは? | 絵で見る脳と神経の病気 | 東海大学病院脳神経外科: http://neurosurgery.med.u-tokai.ac.jp/edemiru/suitou/)) >[[CSF]]は、[[神経]]系の水分量緩衝、栄養素・老廃物・[[生理活性物質]]の運搬、[[脳圧]]制御、衝撃吸収などの作用を発揮して[[脳]]保護に与る。成分からみると、総[[蛋白]]濃度 15~45 mg/dL、[[IgG]] 濃度 0.8~5.0 gm/dL、[[ブドウ糖]]濃度 50~80 mL/dL という風に、[[血漿]]と比較して溶け込んでいる物質の濃度は総じて低く、通常[[アニオン]]化する[[蛋白]]の濃度が低いことを代償するが如く、[[塩素イオン]]濃度は 110~130 mEq/L と[[血漿]]より高いのが特徴である。((柴田教授夜話(第 13 回)「脳脊髄液の一生」2014年6月16日: http://www.twmu.ac.jp/Basic/patho1/yawa013.pdf))
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