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*転写(transcription) [#b7cc3c2a] [[遺伝子発現]]による[[タンパク質]]の合成過程において、[[DNA]]から[[RNA]]([[mRNA]])を合成する段階のこと。二本鎖の[[DNA]]のうち一本を鋳型とする。((福岡大学 理学部 化学科 機能生物化学研究室 転写: http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/transcrp.htm)) 転写を[[触媒]]する[[酵素]]は[[RNAポリメラーゼ]]、転写を促進する[[タンパク質]]は[[転写因子]]と呼ぶ。[[真核生物]]では[[基本転写因子]]と呼ばれる[[タンパク質]]が[[転写]]にが必要。((遺伝学電子博物館 遺伝情報の発現、転写と翻訳 ~ 転写調節 > 転写調節におけるタンパク質-タンパク質相互作用: https://www.nig.ac.jp/museum/genetic/03_i.html)) 転写によってできた[[mRNA]]から[[アミノ酸]]配列を作成する過程は[[翻訳]]と呼ばれる。[[原核生物]]では[[転写]]と[[翻訳]]([[タンパク質]]合成)は同時に進行する。 >[[真核生物]]では、[[DNA]]結合活性をもつ[[アクチベーター]]あるいは[[リプレッサー]][[タンパク質]]が[[プロモーター]]配列に結合し、そこへ実質的に転写を調節する働きもつ[[DNA]]非結合性の[[コアクチベーター]]あるいは[[コリプレッサー]][[タンパク質]]が引き込まれることにより[[遺伝子]]の[[転写]]が制御される。((出芽酵母のコレギュレーター複合体 Cyc8p-Tup1p による転写制御機構に関する研究 バイオ科学技術研究領域: https://nbio.repo.nii.ac.jp/index.php?active_action=repository_view_main_item_detail&page_id=13&block_id=21&item_id=24&item_no=1)) **転写の流れ((国立遺伝学研究所 転写の流れとRNAポリメラーゼの働き << RNAポリメラーゼ << マルチメディア資料館: https://www.nig.ac.jp/museum/dataroom/transcription/02_action/light.html)) [#oc691545] +[[RNAポリメラーゼ]]が[[DNA]]上をスライドして[[プロモーター]]を見つける +[[DNA]]の二重鎖が解け、[[開始複合体]]を形成する +[[シグマ因子]]が外れ、[[RNAポリメラーゼ]]の分子構造が変化する +[[RNAポリメラーゼ]]が[[DNA]]を挟む。このとき[[DNA]]は約90度に折れ曲がる +一本鎖になった[[DNA]]を鋳型に、[[終止コドン]]まで[[DNA]]を転写して[[mRNA]]を作る +[[終止コドン]]を[[転写]]すると[[RNAヘアピン]]が形成される。 +[[DNA]]から[[mRNA]]が離れて終了
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*転写(transcription) [#b7cc3c2a] [[遺伝子発現]]による[[タンパク質]]の合成過程において、[[DNA]]から[[RNA]]([[mRNA]])を合成する段階のこと。二本鎖の[[DNA]]のうち一本を鋳型とする。((福岡大学 理学部 化学科 機能生物化学研究室 転写: http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/transcrp.htm)) 転写を[[触媒]]する[[酵素]]は[[RNAポリメラーゼ]]、転写を促進する[[タンパク質]]は[[転写因子]]と呼ぶ。[[真核生物]]では[[基本転写因子]]と呼ばれる[[タンパク質]]が[[転写]]にが必要。((遺伝学電子博物館 遺伝情報の発現、転写と翻訳 ~ 転写調節 > 転写調節におけるタンパク質-タンパク質相互作用: https://www.nig.ac.jp/museum/genetic/03_i.html)) 転写によってできた[[mRNA]]から[[アミノ酸]]配列を作成する過程は[[翻訳]]と呼ばれる。[[原核生物]]では[[転写]]と[[翻訳]]([[タンパク質]]合成)は同時に進行する。 >[[真核生物]]では、[[DNA]]結合活性をもつ[[アクチベーター]]あるいは[[リプレッサー]][[タンパク質]]が[[プロモーター]]配列に結合し、そこへ実質的に転写を調節する働きもつ[[DNA]]非結合性の[[コアクチベーター]]あるいは[[コリプレッサー]][[タンパク質]]が引き込まれることにより[[遺伝子]]の[[転写]]が制御される。((出芽酵母のコレギュレーター複合体 Cyc8p-Tup1p による転写制御機構に関する研究 バイオ科学技術研究領域: https://nbio.repo.nii.ac.jp/index.php?active_action=repository_view_main_item_detail&page_id=13&block_id=21&item_id=24&item_no=1)) **転写の流れ((国立遺伝学研究所 転写の流れとRNAポリメラーゼの働き << RNAポリメラーゼ << マルチメディア資料館: https://www.nig.ac.jp/museum/dataroom/transcription/02_action/light.html)) [#oc691545] +[[RNAポリメラーゼ]]が[[DNA]]上をスライドして[[プロモーター]]を見つける +[[DNA]]の二重鎖が解け、[[開始複合体]]を形成する +[[シグマ因子]]が外れ、[[RNAポリメラーゼ]]の分子構造が変化する +[[RNAポリメラーゼ]]が[[DNA]]を挟む。このとき[[DNA]]は約90度に折れ曲がる +一本鎖になった[[DNA]]を鋳型に、[[終止コドン]]まで[[DNA]]を転写して[[mRNA]]を作る +[[終止コドン]]を[[転写]]すると[[RNAヘアピン]]が形成される。 +[[DNA]]から[[mRNA]]が離れて終了
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