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*MHC(major histocompatibility complex) [#db0b7344] 自己と非自己を区別するための[[遺伝子]]群、またはそれによって[[発現]]する自己個体の[[細胞]]かどうかを識別するための[[ペプチド]]を[[細胞]]表面に提示する[[膜タンパク質]]。((国立大学法人 東京医科歯科大学 免疫Ⅱ- Tリンパ球: http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textlife/immunology2.htm))((技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25)))((特定非営利活動法人 白血病研究基金を育てる会 小川公明 HLA の基礎知識 1: https://www.jstage.jst.go.jp/article/mhc/23/2/23_115/_pdf)) 日本語では[[主要組織適合遺伝子複合体]]や[[主要組織適合性抗原複合体]]。ヒトのMHCを特に[[HLA]]([[ヒト白血球型抗原]])と呼ぶ。((ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学)) MHCは2つの種類(クラスⅠ分子とクラスⅡ分子)が存在する。両生類以降の動物には[[染色体]]上にクラスⅢ領域が存在する。((技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25))) -[[MHCクラスⅠ分子]]([[HLAクラスⅠ分子]]) -[[MHCクラスⅡ分子]]([[HLAクラスⅡ分子]]) [[細胞]]によって持っているクラスや認識するクラスが異なる。例えば、[[樹状細胞]]が異物である[[タンパク質]]を取り込み、その[[抗原]]の[[エピトープ]]([[ペプチド]])を提示する場合、[[キラーT細胞]]は[[MHCクラスⅠ分子]]が挟み込む[[ペプチド]]を、[[ヘルパーT細胞]]は[[MHCクラスⅡ分子]]が挟み込む[[ペプチド]]を認識する。((技術評論社 桂義元 免疫はがんに何をしているのか? 見えてきた免疫のメカニズム 2016/12/25)) MHCは個体ごとに構造が異なっており、自己でないと認識されたものは攻撃を受けることになる。例えば、他人の[[皮膚]]を移植した場合などは[[MHCクラスⅠ分子]]が異なるため、移植した[[皮膚]]を自己ではない(非自己)と判断して[[Tリンパ球]]が攻撃を行い破壊してしまう([[拒絶反応]])。 また、[[ウイルス]]などの[[感染]]を受けた[[細胞]]は、その[[ウイルス]]が持つ[[ペプチド]]とMHCを結びつけて[[細胞]]表面に提示することで、[[T細胞]]などに自己を[[抗原]]として認識させ、自ら排除されようとする。((春日井市教育委員会 キラーT細胞のかつやく: http://www.kasugai.ed.jp/jinryo-e/jinryou-aids/j-aids/What's%20killerT.htm)) >いずれの[[生物]]個体のMHCも[[糖]]と[[タンパク質]]が結合した[[分子]]からなり、複数の[[遺伝子]]セットから作られる(ヒトのMHC[[遺伝子]]は224種類もある)が、それぞれの種の[[遺伝子]]の配列は個体によって少しずつ異なっている。((技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25)))
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*MHC(major histocompatibility complex) [#db0b7344] 自己と非自己を区別するための[[遺伝子]]群、またはそれによって[[発現]]する自己個体の[[細胞]]かどうかを識別するための[[ペプチド]]を[[細胞]]表面に提示する[[膜タンパク質]]。((国立大学法人 東京医科歯科大学 免疫Ⅱ- Tリンパ球: http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textlife/immunology2.htm))((技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25)))((特定非営利活動法人 白血病研究基金を育てる会 小川公明 HLA の基礎知識 1: https://www.jstage.jst.go.jp/article/mhc/23/2/23_115/_pdf)) 日本語では[[主要組織適合遺伝子複合体]]や[[主要組織適合性抗原複合体]]。ヒトのMHCを特に[[HLA]]([[ヒト白血球型抗原]])と呼ぶ。((ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学)) MHCは2つの種類(クラスⅠ分子とクラスⅡ分子)が存在する。両生類以降の動物には[[染色体]]上にクラスⅢ領域が存在する。((技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25))) -[[MHCクラスⅠ分子]]([[HLAクラスⅠ分子]]) -[[MHCクラスⅡ分子]]([[HLAクラスⅡ分子]]) [[細胞]]によって持っているクラスや認識するクラスが異なる。例えば、[[樹状細胞]]が異物である[[タンパク質]]を取り込み、その[[抗原]]の[[エピトープ]]([[ペプチド]])を提示する場合、[[キラーT細胞]]は[[MHCクラスⅠ分子]]が挟み込む[[ペプチド]]を、[[ヘルパーT細胞]]は[[MHCクラスⅡ分子]]が挟み込む[[ペプチド]]を認識する。((技術評論社 桂義元 免疫はがんに何をしているのか? 見えてきた免疫のメカニズム 2016/12/25)) MHCは個体ごとに構造が異なっており、自己でないと認識されたものは攻撃を受けることになる。例えば、他人の[[皮膚]]を移植した場合などは[[MHCクラスⅠ分子]]が異なるため、移植した[[皮膚]]を自己ではない(非自己)と判断して[[Tリンパ球]]が攻撃を行い破壊してしまう([[拒絶反応]])。 また、[[ウイルス]]などの[[感染]]を受けた[[細胞]]は、その[[ウイルス]]が持つ[[ペプチド]]とMHCを結びつけて[[細胞]]表面に提示することで、[[T細胞]]などに自己を[[抗原]]として認識させ、自ら排除されようとする。((春日井市教育委員会 キラーT細胞のかつやく: http://www.kasugai.ed.jp/jinryo-e/jinryou-aids/j-aids/What's%20killerT.htm)) >いずれの[[生物]]個体のMHCも[[糖]]と[[タンパク質]]が結合した[[分子]]からなり、複数の[[遺伝子]]セットから作られる(ヒトのMHC[[遺伝子]]は224種類もある)が、それぞれの種の[[遺伝子]]の配列は個体によって少しずつ異なっている。((技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25)))
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