健康用語WEB事典
用語追加
更新履歴
用語一覧
ランキング
ランダム
最近更新された用語
削除されたページ
コメント/エチレン
シンナムアルデヒド
ネオセルフ抗体
TRIAC
メトトレキサート
抗がん剤
コメント/赤脾髄
MRGPRX2
タイトジャンクション
線維化
VGLL3
もっと見る…
新しい用語解説ページの作成や既にあるページの編集を行うことができます。
ページの書き方については以下のページを御覧ください。
基本的なページの書き方
さらに詳細な編集機能について
[[リンク]]
((注釈))
^{上付き}
_{下付き}
6
8
10
12
14
16
18
20
文字サイズ
画像挿入
リダイレクト
インクルード
*TRPV1(transient receptor potential vanilloid 1) [#mcfdf0ce] [[TRPV]]のひとつ。[[後根神経節]]や全身に分布する[[感覚神経]]の[[神経終末]]の[[細胞膜]]に存在する[[バニロイド受容体]]。((カプサイシンに関する詳細情報:農林水産省: http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/capsaicin/syousai/)) [[カルシウムイオン]][[透過性]]の高い非選択性[[陽イオンチャネル]]であり、43℃以上の熱や[[酸]]([[プロトン]])などの刺激によって活性化する。((日薬理誌 消化管におけるTRPV1の発現と機能 富永真琴: https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/128/2/128_2_78/_pdf)) [[カプサイシン]]などの[[辛味]]([[痛み]])刺激を感じる[[受容体]]のひとつ。また、[[TRPV]]1の活性化によって、[[TRPV]]1と同じ[[感覚神経]]に[[発現]]している[[アノクタミン1]]の活性化を誘発し、その辛さを増強する。((カプサイシンが引き起こす痛みの増強メカニズム −TRPV1活性化はアノクタミン1の活性化を引き起こす− - 生理学研究所: http://www.nips.ac.jp/release/2015/04/_trpv1.html)) >[[TRPV]]1 は,おもに末梢[[知覚神経]][[C線維]]上に存在し,[[カプサイシン]]や[[pH]]6以下の[[酸]],43°C以上の侵害性の熱などに応答する侵害[[受容体]]である.[[TRPV]]1を活性化する[[化合物]]としては,[[トウガラシ]]の[[カプサイシン]]や[[胡椒]]の[[ピペリン]],[[生姜]]の[[ジンゲロール]],[[乾姜]]の[[ショウガオール]]など種々の[[辛味]]物質が報告されている.((日本薬理学雑誌 小林義典 呉茱萸アルカロイド“エボジアミン”のTRPV1を介した生理活性: https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/146/3/146_135/_article/-char/ja/)) [[TRPV]]1への刺激により[[ヒスタミン]]や[[セロトニン]]、[[ブラジキニン]]などが放出され、[[一次求心神経]]の[[神経終末]]が活性化され、[[脊髄後角]]を通り、その[[二次求心性神経]]に興奮が伝達される。その[[軸索]]は対側の[[脊髄視床路]]、[[脊髄]][[網様体]]を上行して[[脳]]に[[投射]]される。
タイムスタンプを変更しない
存在するページ名にリンク
*TRPV1(transient receptor potential vanilloid 1) [#mcfdf0ce] [[TRPV]]のひとつ。[[後根神経節]]や全身に分布する[[感覚神経]]の[[神経終末]]の[[細胞膜]]に存在する[[バニロイド受容体]]。((カプサイシンに関する詳細情報:農林水産省: http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/capsaicin/syousai/)) [[カルシウムイオン]][[透過性]]の高い非選択性[[陽イオンチャネル]]であり、43℃以上の熱や[[酸]]([[プロトン]])などの刺激によって活性化する。((日薬理誌 消化管におけるTRPV1の発現と機能 富永真琴: https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/128/2/128_2_78/_pdf)) [[カプサイシン]]などの[[辛味]]([[痛み]])刺激を感じる[[受容体]]のひとつ。また、[[TRPV]]1の活性化によって、[[TRPV]]1と同じ[[感覚神経]]に[[発現]]している[[アノクタミン1]]の活性化を誘発し、その辛さを増強する。((カプサイシンが引き起こす痛みの増強メカニズム −TRPV1活性化はアノクタミン1の活性化を引き起こす− - 生理学研究所: http://www.nips.ac.jp/release/2015/04/_trpv1.html)) >[[TRPV]]1 は,おもに末梢[[知覚神経]][[C線維]]上に存在し,[[カプサイシン]]や[[pH]]6以下の[[酸]],43°C以上の侵害性の熱などに応答する侵害[[受容体]]である.[[TRPV]]1を活性化する[[化合物]]としては,[[トウガラシ]]の[[カプサイシン]]や[[胡椒]]の[[ピペリン]],[[生姜]]の[[ジンゲロール]],[[乾姜]]の[[ショウガオール]]など種々の[[辛味]]物質が報告されている.((日本薬理学雑誌 小林義典 呉茱萸アルカロイド“エボジアミン”のTRPV1を介した生理活性: https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/146/3/146_135/_article/-char/ja/)) [[TRPV]]1への刺激により[[ヒスタミン]]や[[セロトニン]]、[[ブラジキニン]]などが放出され、[[一次求心神経]]の[[神経終末]]が活性化され、[[脊髄後角]]を通り、その[[二次求心性神経]]に興奮が伝達される。その[[軸索]]は対側の[[脊髄視床路]]、[[脊髄]][[網様体]]を上行して[[脳]]に[[投射]]される。
この用語を編集
/
画像添付