最近更新された用語
関連する用語
ハシリドコロの根茎や根から得られるエキス。毒性が極めて強く劇薬に指定されている。胃酸過多、胃炎、消化性潰瘍、痙攣性便秘などに対する治療薬に用いられる。生薬名はロートコン。有効成分であるl-ヒヨスチアミン、アトロピン(dl-ヒヨスチアミン)、スコポラミンがアセチルコリンのムスカリン様作用を競合阻害する。
コリン作動性神経のムスカリン受容体に対するアンタゴニスト。硫酸との塩(硫酸アトロピン)として使用される。ヒヨスチアミンのラセミ体であり、dl-ヒヨスチアミンとも。平滑筋や心筋、外分泌腺などを支配するコリン作働性の節後神経に選択的に作用する。消化管の運動を抑制する。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。